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その12「おもてなし食堂の巻」 | |
今回、ピカイチ君が訪れたのは、奥会津・柳津町の旬菜工房「まんまや」です。 徹底して地場ものだけを食材にしている。 これはすごいです。
ほっかぶりのカーちゃん数人が手際よく料理してくれます。 「いっぺたべでくんつえよ」(日本語訳:いっぱい食べてください)。 いろいろバイキングあるけれど、地元の人が見向きもしないフキノトウ、コシアブラ、コゴミ・・・が天ぷらになったり、ごま和えになったり、おひたしになったり・・・。 地産外消(食)でパックの元気のない山菜しか見たことのない都市の人には受けています。 だって新鮮、安全、自然食、味は地元生産者の心漬けです。 奥会津の人たちが何百年も食べてきた本物です。
人は生まれたところで採れる食べ物が一番体に合っているのです。 日本人がつい最近まで皆食べていたものばかりで消化器もなじみ、本能的に食べてると元気が出ます。 兎に角、「一回いってみてくなんしょ」 (日本語訳:一度は行ってみてください) 葉羽 ~と、今回のは短いので、僕も一言。 会津に行ってから、ウチのケイコが会津野菜の美味しさに目覚めてしまいました。 駅前にあるJA会津の直販店や近所の北会津JAなどに、一日とおかず通い詰める始末。 とくにこだわりのあるのが、トマトとトウモロコシ。 JA会津の野菜には、一袋づつ生産者の名前が書いてあるのです。 「なんだ今日は売りきれかぁ。」 などと、一喜一憂しております。 本当はこの4月以降に知ったはずなのに、福島に帰ると友達に・・ 「トマトは真っ赤なのがいいと思うのは素人よ!採れたての南郷トマトを食べてみて。人生観変わるから。」
と言うかと思えば・・・ 「南郷トマトなら何でもいいって思っちゃだめよ。○○○子さんのトマトを食べてみて。それ以外はちょっと食べられなくなるよ。」 ・・・・う~む。 まるでどこかの知事なみのセールス・トークでございます。 で、ある日・・・ 「ねぇケイコ。そのトウモロコシ、美味しそうだね。僕もひとつ食べたいんだけど。」 「なに言ってんの。これは全部、福島へのお土産よ!」 「ええー!」(僕はまだ一回も食べたことが無い・・) 世の奥様方、まずは旦那さんを一番大切にしましょうね!
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