当初は1984年に発売されたアルバム「VARIETY」の収録曲だったが、その後シングルカットされたらしい。
「らしい」というのは、このアルバムが珠玉曲のオンパレードで、その後シングルカットされたという情報はどうでも良かったから。
アルバムの2曲目として収録されているのだが、初めて聴いた時の衝撃が大きすぎた。
前後曲の「もう一度」「本気でオンリーユー」も名曲だが、個人的にはそれらが霞んでしまうほどの衝撃だった。
でね。
またしても抱いてしまうものなんですのよ、妄想というやつを 笑
夜明けの高速で眠りにつくの・・などなど、都会で暮らす女性はこんな感じなのね!と勘違いするほど、バイブル感たっぷりの歌詞。 そして、強気なアップテンポ。
まるで、ヒールのかかとカツカツならして闊歩するような。
憧れますわ♡
シングルカットされた後でヒットした記憶がないのだが、この曲をカバーした歌手は国内外でかなり多い。
ご主人である山下達郎のライブアルバムは文句なしにカッコいい。
2002年に発売されたマリリン・マーティンのアルバムもカッコいい。
2021年に発売されたクレイジーケンバンドのアルバムは・・・未だ聴く勇気がない 笑
そんな中、2021年に公開された映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の主題歌としてカバーしたeill。
まあなんてアンニュイな色気♡
主演の黒木華さんの優しくせつない眼差しに似合いすぎ!
(黒木華さんの表情は、ストーリーが進むにつれ変化しますが)
映画の効果もあり、この歌を違う雰囲気で蘇らせてくれたかもしれない。
令和4年の「今」振り返ると、この歌の歌詞に憧れを抱く女子は少ないというより皆無かもしれないけど、昭和の女子は憧れを目標にして、意味ある堕落を邁進する場合もあったと強く主張したい。
・・・ええ、ワタクシ、上に羅列した妄想「夜明けの高速で眠りにつく」以外の全てを実現させた昭和のバカ女でございます 笑
https://m.youtube.com/watch?v=cP5Q-vFlaKY
⇧cover by eill
《配信:2022.5.13》by 音(オト)
葉羽 うん、聞いてみた。竹内マリアのプロモーション・ビデオの方は歌詞の中身に合わせた小芝居が効いていて、状況がよく分かる。しかし、珍しよね、竹内マリアの曲にして、この投げやりな感じ。こういう曲も書くんだという事を改めて認識。 ←多分、みんな知ってたと思うぞ。 |