書家尚姫
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」(方丈記:鴨長明)
そのイメージで「趣」の一文字を。
(2013.11.17掲載)
人はある時、自分に与えられた人生に限りがあることに気付きます。そんな時、ふと目を留めた川の流れに、自分の人生、そして人の歴史そのものを重ね合わせるのではないでしょうか。
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