書家尚姫
『得意淡然、失意泰然』 私の父親の好きな言葉でした。勝海舟や陽明学者の安岡正篤にも感銘を与えたようで、よく書にされています。
意味は、得意のときに驕(おご)り高ぶることなく、失意の時にはゆったりと構えていなさいということで、中国の明時代に崔後渠(さいこうきょ)という人物が書いた『六然(りくぜん)』が出典とされています。
(2013.11.17掲載)
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