ソウルメイト by 真魚
夕べ悲しみと 夕べ苦しみが ラベンダー色した海で ひとつの泡になった
燐光放つ小石 ここにはあると聞いて 水のない赤い河 ふたり手を取り 向こう岸へ
キミの身体 受け止め 僕らの心臓 重ねる・・
僕らの胸の鼓動は 波をおこし 大気の帯をたぐり寄せ 風の息継ぎさえも感じ取る