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膝のほうは、腫れは収まったものの、いまだに曲げたり伸ばしたりすると激痛が走ります。 今日はソフトのダブルヘッダーがあったのですが、出られる訳もなく、土日は部屋から一歩も出ずに、ひたすら静養に努めました。 さて、個人ネタばかり披露しているので、最近のラゴスの状況をお知らせします。
まずは気候。激寒の日本から戻ってきて、灼熱地獄かと思ったら、ハマタン(サハラから飛んでくる砂塵)の影響で、街は霧がかかったようで、太陽の光も遮断され、何とも過ごしやすい気候です。 (洗濯物や車は、砂ぼこりの影響で注意が必要です。北部へ行くと、頭が真っ白になるくらいひどいらしいですけど。) だから、エアコンも動かしたり消したりしながら調節しないと寒いくらいです。 街中で話題になっているのは、4月に予定されている大統領選挙等の選挙人登録手続き。 この国では、携帯電話も所有者を特定するため、顔写真と指紋を取られ、PCで登録されるのですが、選挙人登録も同様に、顔写真と指紋を取られて初めて、投票が可能になります。 この手続きがものすごい時間がかかるようで、新聞紙上でもたびたび問題として指摘されているのですが、機械の性能があまりよろしくない(C国製です)のと、その機械を扱う人間の技能が未熟なため、街のあちこちで長蛇の列が出来ています。
私の運転手も登録に行ったところ、初日は4時間待ってだめ。翌日は、友人の協力もあり何とか4時間並んで、手続きが完了したとのこと。 どうでしょう、日本でこんなに手間暇かかるんだったら、みんな投票に行かなくなっちゃうでしょうねえ。 それにしても、近隣諸国では、選挙があるたびに暴動が起こっています。 相変わらず怪我をしたり、危ない生活を送っていますので、選挙前後はとにかく慎重に行動したいと思っています。 その前にこの膝をどうにか治さなければいけませんが。
膝はその後、怪しげな診断名である関節炎については、痛みも治まり、ほぼ完治したと思われますが、未だに足の曲げ伸ばしをすると、最初にぶつけた左膝の内側部分に劇痛が走ります。 ネットでいろいろ調べてみたところ、どうやら内側半月板損傷に間違いないようです。 ちょうど膝を曲げて捕球した時に、ピッチャープレートにぶつけた部分が、どんぴしゃで内側半月板でした。 ということでしばらくは大好きな運動もできず、おとなしくしているしかなさそうです。 さて話は変わりまして、日本からEMSで送ってもらった小包が、また無事に届きました。
今回の所要日数は8日。最初が21日、次が7日、今回が8日だから、まずまずの結果でしょうか。 今回送ってもらったのは、ノートパソコンのバッテリー。 実は日本に一時帰国した時に、ノートパソコンのアダプターとバッテリーを買って持ち帰る予定だったのですが、販売店ですぐに買えると思ったのが大間違い。 正確に言うと、正月セールを待ってから買おうというつまらないことを考えたのがそもそもの原因なのですが、ネット販売を含めてどこを探しても在庫がなく、取り寄せには最低1週間かかるとのこと。 仕方なく注文だけして家族に郵送を頼んだのでした。
ラゴスで働いてみたいというそこの貴方、パソコンを選ぶ時の最優先事項は、バッテリーの持続時間ですよ! 間違っても、画面のクリアさや、スピーカーの音質なんかで選んではいけません。 いくら発電機がどこにもあるとは言っても、私のオフィスのように、ひどい時は何日も電気が来ないところもありますので。 ということで、今日から少しは余裕を持って仕事ができそうです。 もっともこのPC,もともと持ち運びはあまり想定していなかったようで、バッテリー2つ合わせても、4時間ももたないようですけど。
こちらでは、4月の選挙(大統領選挙、国会・地方議会議員選挙、州知事選挙)に向けた有権者登録のための手続きがピークを迎えておりまして、昨日は私が勤務する保健省でも、登録に行く人については、午前中の勤務が免除されていました。 早い人は朝の4時から並んで順番を待ったりしているそうですが、肝心の登録手続きが始まるのは午前10時、ひどい場合はもっと遅くなるそうです。 だから、まだ登録できていない人がたくさんいて、さらにひどい場所では、登録用の機械の到着が遅れたり、未だに機械が届いていなかったりして、選管のような組織には非難が集中しています。 (投票当日は、車での移動が制限されるらしいので、どこでも登録できるという訳ではないのです。) 登録期間は2週間とされていたのですが、どうやら1週間の延長も決まったようです。 さて、運動がだめならギターがあるさということで、気合入れて練習するぞなどと思っていたら、米国からこちらにいらっしゃっているご家庭(奥様は日本人)からご招待をいただき、遊びに行ってきました。
この方のお宅は、以前、感謝祭の時におじゃましたご家庭のすぐ近くなのですが、私の運転手が裏道を使って行ったため、とてもわかりやすい場所なのに迷ってしまい、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。 ギターの前にお食事をご馳走になってしまいましたが、ご飯とお味噌汁、何とホウレンソウのお浸しや冷奴まであるではないですか。 久々の和食に感動しながら、ご馳走を堪能させていただきました。 (お土産にお米までいただいてしまいました。) さてこのご家庭の旦那さんのエレキが届いたということで今回はお招きをいただいたのですが、物はグレッチのチェット・アトキンスモデル。 一度弾いてみたいと思っていたギターなのですが、ボディーの厚みそこそこもあるし、ネックの形状も好みなので、とても弾きやすいです。 さっそく、旦那さんにイーグルスを何曲か演奏いただき合わせてみましたが、これはかなり楽しいです!
何が良いって、私がカラオケでイーグルスの曲を歌うと、必ず字余りになるのですが、そんな心配はまったくありません。 (情けないコメントで恐縮ですが、私にとっては切実な問題なのです。) これは是非とも、こちらにいる内に、何曲かきちんと録音してみたいものです。 さて旦那さんだけでなく、奥様は、琵琶と二胡を弾かれるということで、聞かせていただきました。 特にこの琵琶は、私の大好きなベトナムでも演奏を聞いたことがあったので、とても懐かしい音でした。 (日本の平家物語の琵琶と違って、付け爪で弾きます。ギターの指の動きとは逆の弾き方をするのですが、意外に音量もある楽器です。) 何にでもすぐに食い付きたくなる私は、思わずこの琵琶も練習したくなってしまいましたが、修業中のクラシックギターのことを考えると、ここは我慢我慢。
デザートにはおいしいパイと、ベトナムコーヒーまでご馳走になってしまい、時間の過ぎるのを忘れるほど楽しいひと時でした。 お二人とはギター同好会(音楽同好会のほうがいいかも)を結成しましたので、今後は同好会としての活動も期待できそうです!
ピラミッドで有名な国が随分大騒ぎになっているようですが、新聞報道では、この国と比べてはるかに貧しいナイジェリアの国民は、なぜ立ち上がらないのかなどど、市民の活動を煽るような報道が多々見られます。 今のところはこれといった影響は見られないのですが、間違いなくこの国の国民も、近隣諸国でのもめごとのことは知っているはずなので、この先変な影響が出ないかちょっと心配です。 4月の大統領選挙他の有権者登録は1週間登録期間が延長になり、州によっては登録のために休日を設けているところもあるのですが、残念ながらラゴスではそのようなことはなく、通常どおり毎日出勤してます。 仕事のほうがいろいろと忙しくなりまして、この日は急遽アブジャまで出張してきましたが、帰りのフライトでお恥ずかしいドジをやってしまいました。 その日は朝2番目のフライトでラゴスへ戻る予定でしたが、フライトの時間は9:45発だったのを前日のフライト時間である10:20と勘違いしまして、ホテルをチェックアウトした時にはすでにもうギリギリの時間、万が一渋滞にでもあったら完全に間に合わない時間だったのですが、幸いなことに道路はすいていて空港までは順調に行けました。
ところがところが、まだドジは続きます。 アブジャの空港は国際空港と国内便用の空港が隣接しているのですが、国内便はどちらの空港から出るのか毎回空港で確認する必要があります。 しかしながら時間もなかったので、Eチケットの印字を見たら、国際空港との記載があり、レンタカーの運転手も国際空港で間違いないと自信たっぷりに言うので、手前にある国内便用の空港での確認作業もパスして、いきない国際空港へ行きました。 さてチェックインしようと窓口を探しましたが、それらしい窓口が見つかりません。 いやな予感がしましたが、そうなのです、国際空港という印字がEチケットにあったにもかかわらず、今日は、国内便用の空港から出るようです。 今更運転手を呼び戻しても、この空港の回りはそんなに簡単にUターンできるような道ではないので、仕方なく歩くことにしました。 暑い中、だらだら汗を流して15分ほど歩いて隣の空港へ。
最終的にはぎりぎりで予定していたフライトに乗ることができましたが、不注意が原因で、とんでもない無駄な苦労をすることになってしまいました。 やっぱり余裕を持って行動しないと、すべてにおいてマイナスの方に働くようで。 一生懸命歩いたら、痛かった膝の痛みも吹き飛んでしまいましたが。
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