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ソフトボールから帰り、夕飯も食べ終わり、テレビでF1の映像など見てくつろいでいたら、いや~な音がして電気が切れました。 もう何度もトラブルを経験しているので、勘も働くようになりましたが、間違いなく発電機の故障のようです。 間の悪いことに、いつもの門番は休暇で不在、新人の若い門番が来ていたので、これはまずいなあと思っていたところ、予想通り、いつまでたっても電気はつきません。 これはまたロウソクの出番かなと、さっそく暗闇の中から探し出して、とりあえずロウソクの光を頼りに食器洗いと洗濯もの干しは済ませたものの、まだ寝るには早すぎるので、発電機の修理を手伝うことにしました。 いつもの門番なら手早く修理もできるところ、新人には荷が重すぎるようです。 真っ暗な中、必死で修理しているので、私の車のエンジンをかけて、ライトアップしてあげました。
どうやらバッテリーをはずして、もう一つの発電機を動かそうという作戦のようですが、バッテリーがなかなかはずれません。 そうしたところ、1階に住んでいるアメリカ人も応援に入り、彼の工具を使ってなんとかバッテリーの移し替えは完了、でもまだまだ時間はかかりそうです。 ただ見ているのも何なので、門番が修理に集中できるように、門番の仕事をやってあげることにしました。 さっそく、鉄の扉を叩く音がするので、覗き窓を開けたところ、どうやら修理の応援が来たようです。 相手も、何で外国人が門番やっているのかと怪訝そうな目で見ていましたが、いつも自分がやってもらっているように、鍵を開けて、扉の開閉をしてみました。 ありがたいことに、発電機は応急修理終了後、ものすごい煙を上げながら動きだしました。 電気無しの夜も免れて、おまけに門番経験も出来た不思議な夜でした。
60年代の日本の歌謡曲に出て来そうなタイトルですが、最近新聞を読んでいても物騒な記事をよく目にします。 そうです、武装強盗が住居に侵入して死者が出たとか、路上で誘拐未遂により怪我人多数など、その手のものです。 近所にお住まいの方にお聞きしたところ、どうやらクリスマス前のこの季節は、物取りの類の事件が急増するようで、私の馴染みの地域でも、最近になって車ごと襲われたとか、銃の撃ち合いになったなどという話も出て来ます。 銀行に行っても、両替屋に行っても、最近は必ず、お金は自分のかばんにしまうように言われるので(まあ当然のことですが)、やっぱりちょっと空気が変わってきたような気がします。
やっぱり用心するに越したことはないようですので、ジョギングはしばらくエステート内に止めようと思っています。 そんな中、昨晩のこと、夜中の12時過ぎにものすごい爆発音が立て続けに聞こえました。 まるで花火大会のような音だったので、本当に花火かと思って外に出てみましたが、こんな時間に花火を、それもラゴスでやってる訳もなし。 近隣アパートの住人や使用人もみなぞろぞろ出てきてましたので、やはり尋常ではない何かが起こったようです。 あまり外をふらふらしていて、流れ弾にでも当たるのもいやなので、すぐに部屋へ戻って寝直しましたが、結局何が起こったのかは、わからず終いでした。
ラゴス名物、世界最悪との呼び声も高い渋滞には、もうかなり慣れてきたつもりだったのですが、この日はひどかった。午後から買い出しに出て、目的地であるショッピングセンターまでは順調に行けたものの、次の目的地へ向かおうとしたらまったく車が動きません。 自宅へ直帰するつもりだったので、自家用車での移動だったのですが、とにかく車が動きません。 こんなこともあろうかと、車内での時間潰し用に新聞や本もたくさん持ち込んだのですが、隣の車が本当にぎりぎりの距離に迫るし、おまけにみんなクラクション押しまくるので、やかましいのと恐ろしいのとで読む気にもなりません。 次の訪問予定はあきらめて、とにかくアパートまで帰ろうということにしましたが、車のドアも開けられないほど道路はぎゅうぎゅう詰めです。
気が付けば、昨日満タンにしたガソリンも、すでに3時間以上ほとんど同じ場所から動けずにいるので、信じられないほど減ってきました。 もう暑くてもいいから、エンジンは止めて、持久戦を決め込むことにしました。 さてこうなると、何が悪いのかつきとめたくなります。 (もちろんすべてが悪いのですが、この日の渋滞は半端ではなかったので、何か必ず原因があるはず。) うさぎ跳びより遅いのではないかというペースでしばらく進んだところで、どうやら原因がわかりました。 交通担当の役人による、下手な交通整理のせいなのですよ。 見ればメインの道路をせき止めて、裏道から進入する車を優先的に通してます。
もうアホかと思いましたが、決定的な理由は、この下手な交通整理に怒ったトラック運転手が強引な割り込みをするせいで、ただでさえ少ない車線がつぶされ、車がまったく流れなくなっていることでした。 途上国に行くと、どこも車の運転マナーはひどいものですが、ラゴスは運転マナーの悪さでも恐らく世界一なのではないでしょうか。 (ハノイもひどいと思ったけど、ここに比べればかわいいものです。) 車の前にわずかでも隙間が空こうがものなら、かならず割り込みが入ります。 片側3車線道路が、7車線くらいになっているのでもう訳がわからないのですが、中央分離帯のない所はさらに悲惨で、片側の車輛がいなくなったら、もう片側の車輛がすべて占拠するので、前方から来た車は行くところが無くなってしまうのだから本当にひどいものです。 結局この日は、午後1時にオフィスを出て、アパートに戻ったのが午後7時。 ショッピングをしたのはわずか20分程度なので、何と5時間以上車の中で缶詰になっていたことになります。 さらに驚くなかれ、移動した距離はわずか10数キロなのですよ。
ということで、次回またこのような事態に備えて、車の中にはジョギングセットを備え付けることにしました。 エステート外のジョギングはやめようと決めたばかりですが、運転手には悪いですが、自分だけ走って先に帰ることと決めました。 肺の中が真っ黒になりそうですけど。
今日は朝から久々に大雨が降りました。 午前10時過ぎにどうにか上がったので、日本人会のテニスに顔を出そうとジョギングで出かけたところ、7月にカローラが水没した現場がまた洪水になっていまして、結局断念してアパートに戻りました。 (膝くらいの水位なら、はだしで通過するつもりだったのですが、さすがに腰までの高さの水を見たら、引き返しました。) さて、先週お知らせしたとおり、コックさん(兼掃除手伝い)を雇うことにしました。
同じアパートのインド人ファミリーに雇われている人ですが、休日返上で働いてくれるということなので、毎週日曜日の午後に、料理と部屋の掃除をお願いすることにしました。 (格安で) 今日はその初日なので、手持ちの食材と調味料など一通り見せた上で、何でもいいから好きなものを作ってくれと頼んだら、鮮やかな手つきであっという間に、野菜の煮物を作ってくれました。 (1週間分作ってくれと頼んだので、冷凍保存して毎日食べまくります。)
彼は、ナイジェリアの隣にあるベニンから出稼ぎに来ているそうですが、これまでにもインド人以外にレバノン人とドイツ人のところで働いたこともあるので、料理のメニューも豊富なようです。 料理の最中に併行して掃除も始めてくれて、床もあっという間にピッカピカ。 こちらは久々にゆっくり本を読む時間も取れて、至福のひと時でした。
これから、日曜日の午後の時間は充実しそうなので楽しみです。
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