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洪水と停電のダブルパンチで打ちひしがれていたところ、はるばる日本からお友達が訪ねて来てくれました。 ラゴスまで来てくれた勇気あるお友達は、Kmchan。 このHPの読者の中にはご存知の方も多いと思いますが、彼女は世界中を旅していて、アフリカも2回目。 それでもまさか、物騒なラゴスまで来てくれるとは、それも救援物資を手に来てくれたので、本当に感謝・感激でした。 (HPで私の窮状を読んで、アフリカ旅行のコースを変えて、わざわざ立ち寄ってくれたのです。)
Kmchanは長旅にもかかわらず、とても元気な様子。 日本の職場の皆さんからの差し入れをさっそくいただきました。 海苔・お酒・ちーばくんバッグをくださったOさん、英会話と英文法の本をくださったUさん、Sさん、Oさん、胃薬をくださったGさん、栄養食品をくださったAさん、それからこれらの差し入れをラゴスまで運んでくれたKmchan、皆さん本当にありがとうございました。 (Oさんからいただいた新聞切り抜きとパンフにも感動しました。) 数々のトラブルで気持ちも落ち込んでいたところ、何とかこれで立ち直れそうです。
Kmchanにはお礼に、私の手料理を振舞いたいなあなどと考えていたのですが、停電ですべておじゃん、それならば私の車でマーケットでも案内してあげようと思ったのですが、車も動かずにこれも駄目。 まったく、わざわざ日本から来てくれたお客様に、まったくおもてなしもできず、情けない限りでした。 仕方ないので、2日ほど、Kmchanが手配した現地旅行会社主催のラゴスツアーに同行させてもらいました。 これについては、内容満載なので、後日改めてレポートします。 日本の皆さん、それとKmchan、本当にありがとうございました。
Kmchan,がはるばる訪ねて来てくれたのに、情けないことに、車も動かず、電気もないので何のおもてなしもできなかったのはすでにお話したとおり。 もうこれは仕方ないので、Kmchanが手配していたラゴス観光ツアーに同行させてもらいました。
まったくもう、私自らがツアーガイドを務めるつもりだったのが、旅行会社のツアーに居候するとは情けない限りですが、このツアー、思いがけずとても楽しかったので、ほんの一部ですが御紹介させていただきます。
はじめてラゴスの街中にある博物館と美術館へ行きました。 写真撮影禁止のため、写真はありませんが、特に博物館のほうは、停電だったり、そもそも建物の中が暗いので、展示物がよく見えません。 おまけに展示物のほうも、かなり老朽化が進んでいてちょっと心配になります。 でもかえってそれが雰囲気を出してまして、なかなか楽しめました。
仕事で旧市街地を訪問することはたびたびあったのですが、ガイドさんの説明を聞きながら回ると、いろいろな発見が。 ブラジル人居住区もあって、その中心地は、ブラジル国旗のカラーで彩られています。
フットサル場もあったり、住居の形状も他の地区とは明らかに異なっています。 どの地区へ行っても立派な教会やモスクが見られるのも、この国の特徴だと思います。 皆さんそれぞれの宗教をとても大切にされていますので。
ラグーンでは漁業が盛んで、水上生活者がたくさんいます。 不法占拠なのでしょうか)雨季は水量も増えて大変だと思いますが、確かに漁業をやる上では便利そうですが。 ラグーンを利用して木材運搬も行っているので、この地区では製材業も盛んだそうです。
ラゴスではなかなかローカルフードを食べるのは難しいのですが、ちょっと郊外まで行ってローカルレストランで昼食を食べました。 基本的に、魚や牛肉のスープに、カッサバやヤム芋をすりつぶして、団子状にしたもの(ねばねばで、丸くて、お餅のようになってます。)を付けて食べます。
この団子も原料によって何種類かあるのですが、基本的に私はどの団子も美味しくて、むしゃむしゃ食べてしまいました。 それでも一番たくさん食べたのが現地人ツアーガイド。 手を使って食べるのが基本のようで、おいしそうに食べまくってましたが、お客のこちらとしては少々複雑な気持ちでした。
Kmchanは辛いのは苦手なようですが、ガイドに圧倒されながらも一生懸命食べてました。
この名称だけ見れば、クルーザーでラグーンを巡ったのかと思われるかもしれませんが、乗ったのは、高滝湖のわかさぎ釣りで使うようなボートにエンジンをつけたもの。 それでもラグーンを抜けて外洋まで出て行ったので、気分も爽快。期待以上でした。 おっと、いい雰囲気ですが、後ろにはガイドとなぜか運転手まで乗り込んできました。 みんな楽しそうでした。 こんな高級クルーザーもあれば、座礁船が放置してあったりします。
Kmchanは生き物大好きなので、自然保護区もコースに入っていました。 専門のガイドが場内を案内してくれましたが、ラゴス郊外にこんなところがあったとは。
中はジェラシックパークのように熱帯植物が生い茂り、遊歩道が設けてあるものの、私たち以外に人間は誰もいないので、本当にジャングルの中に迷い込んだようです。 さすがにこのガイド、動物を見つける能力はすばらしく、木に登る巨大トカゲを発見、はるか前方のサルも見つけて、教えてくれます。 私も自然大好き、動物大好きなので、休みの日にはたびたび来てみようと思っています。 上の二枚は野生のサルの群れ。 (何というサルなのでしょうか) 熱帯植物が生い茂っています。 右の写真のような観察小屋も各所にあります。
木の右側に、体長1m超のオオトカゲが張り付いてます。 この後、木から降りて、ワニのように池を泳いでいきました。
ツアーなので土産物屋もきちんとコースに入ってます。 Kmchanは、染物で有名なマーケットでいかにもアフリカといった服を買ってました。
何と、Made in Thailandもたくさん売っているのでびっくり。 写真を撮ったら、しっかりお金を請求されました。消したといってごまかしましたが。
国内向けツアーにだれが行くのかと思ったら、結構地元の皆さん(お金持ち)も、ラグーンクルーズや、他の観光地巡りも楽しんでいました。 写真を見ると、屈強な地元人に拉致されたかのようですが、一緒に写真を撮らせてくれと頼まれたので、このような状況になりました。 (喧嘩しても勝ち目はありません。) どうやらジャッキーチェンのファンらしくて、一緒に写真を撮りたいということになりました。 (中国人・韓国人・日本人の区別などつかないので、東洋人=唯一知ってるジャッキーチェンということになってしまうようです。)
絶対に敵には回したくない4人組。 彼女も来てたのですが、ほったらかして、私たち二人との記念撮影に没頭してました。 この後、一人ずつと個別撮影会に移ったので、こちらも大変でした。
かわいい子ヤギがいたのでペットにしようと思いましたが、かわいそうなのでやめました。 以上ほんの一部ですが、Kmchanラゴス訪問特集として、ラゴス観光ツアーの一部を紹介させていただきました。 Kmchanを御存知の方は、詳細については彼女から直接聞いてみてください。 思いがけず、ラゴス再発見の旅ができたので、私的にも非常にラッキーでした。 時間がある時に、またゆっくり個人的に回ってみようと思ってます。
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