鞍馬 岸波通信に投稿を始めて、新聞を以前より読むようになりました。
■ 親の意識改革
そんな中、うちでとっている読売新聞で、「がんばれ現役世代」という連載が始まりました。
この連載では、「現役世代が直面しているさまざまな課題を追い、その解決策」(「読売新聞PR判スクープ2005年6月号」より抜粋)を探っています。
記事中では、「フリーターの子どもを持つ親たちを対象にした就職セミナー」が紹介されていました。
隔週水曜日に掲載されるそうですので、これからの子どものことを考えてる方は必見です。
昔から、子どもを教育するためには、親の意識を変えるための教育を同時にしなければならないと考えていました。
少し話はそれますが、私にも従妹がいます。
母と叔母の間で子どもの進学について話しているとき、「○○は女の子だからそんなに頑張らなくてもいいけど・・・。」という言葉を本当によく耳にしました。
もう20年も前の話なのでそれが当然だったのかもしれませんが、教育現場がいくら頑張っても親がこんなことを言っていたのではなかなか女性の社会進出は進まないと思います。
若者の就職事情にも同じことが言えます。ただ子どもに職業訓練を受けさせるだけではだめで、子どもの就職活動に適切に協力できないでいる親達の意識改革も求められているのです。
■ 悪い態度の類型
さて、前出のセミナーを主催する会社の社長の言葉によると、子どもの就職活動を向かえた親たちの「悪い」態度は4種類に類型されるそうです。
【悪い態度の類型】
1.ペット型:無理に就職を迫らない。
2.口出し型:会社の知名度ばかりを気にする。
3.無関心型:子どもの就職に関心が無い。
4.おろおろ型:どうしていいかわからない。
この類型が100%正しいかどうかはわかりませんが、消去法で行くと「2」の口出しをするタイプになりそうです。
別に知名度は気にしませんが、他の視点からいろいろ口出ししたくなりそうな気がします。
ですが、私は子どもの就職を考える以前に、「自分で考えられる子どもに育てる」という信念がありますので、そこからは外れてしまわないように気持ちを新たにしました。
いずれにせよ、口出しをしても、建設的な議論でお互いを高めることができるぐらいに良好な関係を築いておきたいものです。
鞍馬【2020.5.19 リニューアル・アップ】
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