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 その2 就職活動で悩まない子供を育てる 

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  Opinion by Kurama / Site arranged by Habane
“Walking Man” by Music of my Mind

鞍馬 就職をした頃は既に今の奥さんとの結婚を決めていました。子どもも欲しいと思っていました。

 子どもにどういう教育をしようかと考える中で、自分が就職活動で悩んだことを思い出しました。

 自分のような思いをさせたくない、自分の経験を役立てられないものかと漠然と考える日々が続きます。

就職活動

就職活動

 結婚して子どもができた頃、職に就かないでいる若者、いわゆるフリーターが世の中で増えていることをニュースなどで知ります。

 そしてそういう事件ばかりではないですが、引きこもりの青年が家族や無関係の人を傷つける事件が続き、自分の子どもが加害者になったり、フリーターだというだけで犯罪者予備軍のような目で見られたらばかわいそうだと思い、意見を発表することにしました。

 前に一度ホームページの立ち上げを検討したこともありましたが、メンテナンスを全て自分でやらなければならず、時間が十分取れないために断念しました。

 仕事や勉強に費やす時間を奪われたくなかったのです。

 「岸波通信」というサイトは本当にありがたいです。

◆ 自分で問題を発見して解決できる人に育てる

 就職活動中私が最も悩んだのは、いかに自己PRと志望動機を作るかです。

 悩んだ理由は大きなところで下の二つです。

1.就職のことなど考えずに漠然と生きてしまったこと。
⇒目的意識が無かった。

2.面接突破本の使い方を間違えてしまったこと。
⇒想定問答集だと思ってしまった。面接で夢を語らないといけないと思ってしまった。

 思いついた対策は、この2つです。

1.早い時期から就職を意識できる人に育てること。

2.面接突破本にかかれていることはあくまで論理的な自己PRや志望動機を言うための心構えの一つに過ぎないことを理解させること。

自己研鑽
自己研鑽

 

 そして最終的に出した結論は、就職活動関係の本やWebサイト、自分の会社で求められている人材像から見て、「自分で考えて問題を発見し、解決できる(少なくともその努力ができる)人」に育てようというものです。

 ただし、この実現を阻む大きな要因があることを忘れてはいけません。

◆ ゆとり教育対策

 「自分で考えて問題を発見し、解決できる人」の育成を阻む目下の最大の要因は「ゆとり教育」と「親の無知」です。

葉羽(※注 この記事が最初にアップされた2005年当時は、「ゆとり教育」全盛。)

 思考は、知識の上にはじめて成り立つものだと思います。子ども時代に学校に費やす時間は相当なものですが、それでたいした知識を与えてもらえないのであれば目も当てられません。

「ゆとり教育」の評価
「ゆとり教育」の評価

 せめて「親の無知」を解消するための自衛の策として思いついたのが下の2つです。

1.子どもが望む十分な教育を与えられるようにお金を稼ぐ。

2.教えられることは自分で教える。

 さらに、これを実現するために、親として努力できることは、

1.勉強・仕事を通してスキルアップし、所得水準を上げる。
⇒中小企業診断士、情報処理技術者試験合格のための勉強を続けています。

2.「学校の勉強」と「自分で考えること」を教えてあげる。
⇒一緒に勉強する習慣付けの一環として、知育系の絵本の読み聞かせをしたり、コーチングの勉強をしています。

 子どもが小学校に上がるぐらいまで、ひとまずこの作業を続けていきます。

 「岸波通信」とのお付き合いも長くなりそうです。

鞍馬【2019.8.19 リニューアル・アップ】

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