(葉羽) 金澤文利氏が撮影した大震災後の福島県南相馬市の写真集です。添えた言葉は相馬地方の民謡「新相馬節」からのもの。この歌詞は出稼ぎに行った夫の安否を気遣う妻の想いなどが綴られていますが、今、改めて見直せば、あたかも避難した人々の望郷の歌のようです。 金澤さんの実家は、立ち入ることが禁止された福島第一原発の20キロ圏内〜警戒区域の中にあります。