【昭和 listen】#070〜たくろうの「落陽」
前回の東京オリンピック:TOKYO 1964から数年後、当地で音響メーカー・パイオニアの同社製スピーカーお披露目イベントがあり、オーディオ好きの身として出かけた。
そのときのゲスト・シンガーとして登場したのが、当時広島商科大学生で正式プロデビュー前の吉田拓郎だった。
その彼が昭和48年に発表したのが、作曲者としての拓郎とのコンビで知られる作詞家・岡本おさみ(1942-2015)が北海道を放浪した時の実体験に基づいて作ったというこの曲。
当初ライブ・アルバムに収録されたが、シングルとしての発売は、なんとこれに遅れて16年後の平成元年になってから。
ここでは、昭和50年に行われた「コンサート・イン・つま恋」でのライブバージョンを。バックバンドは瀬尾一三バンド(2006とあるのは、アルバム発売年。歌っている時間は未明の午前3時頃。)
〜昨日のことは全く覚えていないが、昔のことは鮮明に記憶しているちぐはぐ古老・毒舌亭より〜
♬ 落陽/吉田拓郎
毒舌亭(2020.7.1up) |