【常緑音楽館便り】#1203〜コンスタント・レイン
Evergreen Music通算1203曲目は、1967年にSergio Mendes & Brasil '66(セルジオ・メンデス とブラジル'66)が世界的にヒットさせたボサノバの曲。
「Mas Que Nada(マシュ・ケ・ナダ)」の作者でもあるJorge Ben Jor(ジョルジ・ベンジョール, 1945-)のペンになるもう一つの傑作だ。
オリジナル・タイトルは「Chove Chuva」。ポルトガル語で「雨が降る」の意。
セルジオや「Pata Pata(パタ・パタ)」で有名なMiriam Makeba(ミリアム・マケバ, 1932-2008)、ザ・ピーナッツらのバージョンも良いが、ここではThe Philippe Saisse Trio(フィリップ・セス・トリオ, 2009-)のスムーズ・ジャズ・バージョンで。
リーダーでピアノのフィリップ・セス(Philippe Saisse, 1957 - )は、フランス出身でニューヨーク➡ロサンゼルスを活動拠点とするスムーズ・ジャズのキーボーディスト。80年代からジャズ、フュージョン、ロックなど幅広くセッションを重ね、第一線で活躍し続けており、日本人アーティストとの共演も数多い。
♬ Constant Rain(Chove Chuva)/ The Philippe Saisse Trio
毒舌亭(2019.4.29up) |