【外伝】言ってたことと違うやないかい/しわい屋
昨日の国会代表質問。
立憲の枝野代表や赤木雅子さんの「岸田総理への手紙」を全文読み上げての辻元議員の質問に対して、ことごとくはぐらかすだけでなく、一見立派だった前論翻意答弁のオンパレード。
総裁選前に言っていたこととまるっきり違うやないかい!
岸田さんの師匠のそのまた師匠たち・・・あの敬虔なクリスチャンで博識の人、「アーウー」の大平正芳さんや我ら会津人の誇り、「頑固一徹」の伊東正義さんら宏池会の諸先輩は、さぞや泉下で「こんな後輩は恥ずかしい限り」と臍(ほぞ)を噛んでいるに違いない。
岸田さんは、要するにアベ忖度まみれのケチ(吝嗇家)なのだ。だから粉飾答弁に徹する。
ケチと言えば、昨日は人間国宝の落語家・十代目柳家小三治師匠のご逝去について投稿したが、今日も落語の話題。
六代目三遊亭圓生師匠の持ちネタの一つに『六日知らず』とか『しわい比べ』『しわい屋』とかいう噺(はなし)がある。
もともとは江戸小話の『うなぎのかぎ賃』や日本の昔話『においの代金』から来ているようで、大阪落語でも人間国宝・文化勲章受章者の三代目桂米朝師匠や五代目三升家小勝師匠の『始末の極意』でこの噺を採り上げていた。
〽しわい屋 / 三遊亭圓生(六代目)
https://www.youtube.com/watch?v=eBg3EKUxlBc
落語大好き人間、毒舌亭(2021.10.20up) |