<<INDEX || <PREVNEXT>
第548話  夢の途中(後編)



by ちぃな ちぃな
背景素材:ふわふわ。り
MP3"散歩道" TAM Music Factory
Site arranged by 葉羽

 

 

 

 

 

 

 

 夢の途中(後編)

ちぃな そして、ボス。

 送迎のために遅れる、面談のために抜ける、はもちろん、
 学校に行く前に、ちょっと休憩したいと言う長男を
 職場に連れて行っても、受け入れて頂きました。

 私が長男に怒っていて、どうにもならない時は、
 ボスが私の代わりに、長男を学校まで連れていってくれました。
 完全に親戚のおじさん状態でした。

 そして、何よりもありがたかったのが、
 長男にお説教してくれたこと。

 教育の現場では、子供に対して、きついことは言わない、
 子供が傷つくようなことは言わない風潮ですが、
 かといって家でいくら言ったところで、
 所詮は親の言うこと。

 子供には絶対響かない社会の現実を、
 真っ正面から、長男に伝えてくれました。
 本当にありがたかった。
 嬉しかった。助けられました。

 

 私一人で頑張れなくて、あちこちに助けを求め、
 それぞれの人がそれぞれの立場で助けてくれたけど、
 どうにもならない。

 やれることを全部やり尽くして、五里霧中で、
 前にも後ろにも、右にも左にも進めなくて、
 立ち止まってしまった、そんな時に、掩護射撃してくれた感じでした。
 ありがとうございました。

 本当に、倒れそうになりながら、
 多方面から支えてもらって、やっと立ってる。
 諦めそうになりながら、支えてもらってる私が
 諦めるわけにはいかないと、踏みとどまってたような。

 やり尽くした後は、もうできることがなくて、
 どういう結果になるか、見届けることしかできなかった。

卒業式も終わり、高校近くのお寺にて

 長男は、無事に高校卒業しました。
 卒業式は出られました。
 大学は不合格でした。
 ほっとしたような、気が抜けたような、がっかりしたような、
 残念な気持ちもあるまま、今に至ってます。

 ようやく、長男のあれこれについても
 言語化できて、一区切りつけました。

 まだ自分が茫然としたままではありますが、
 公園の木々もどんどん芽吹いて、新緑の葉っぱがさわさわして、
 よく頑張った、と言ってくれてる気がする。

 葉羽さま、遅くなりましたが、
 改めてメッセージありがとうございました。

 私の気持ちを文章にして整理する場所を作ってくれて、
 ありがとうございました。

 もう少し、親の役目があり、試行錯誤は続きますが、
 良い方に向かうといいな、と思っております。

(配信:2026.5.7 ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

PAGE TOP


   Copyright(C) Chiina&Habane. All Rights Reserved.