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第547話  夢の途中(前編)



by ちぃな ちぃな
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MP3"散歩道" TAM Music Factory
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 夢の途中(前編)

ちぃな まだ消化に至ってなくて、うまく言葉にはできないままなのですが、
自分の中で区切りをつけたく、多方面にお礼も言いたく、日記にしてみます。

 我が家のご長男、3年前に第1志望の高校には受かったけれど、
 ちゃんと行けたのは高1冬休み明けの1月まででした。

 だんだん学校に行けない日が増えつつあり、
 精神科の病院で診断書書いてもらって、
 いろんな特例措置を取ってもらいつつ、
 何とか進級。

 出席日数が足りなくなる中で、長男は通信制に移りたいというのを言い、
 私は私で移ったところでまた行けなくなるのが目に見えてるので、
 学校やその他いろいろに相談しながら、模索する。

 たぶん、行けないかもしれない、でも行くかもしれない、と思いながら、
 長男の高校生弁当を作るのは虚しかった。

 けど、私が先に諦めるわけにはいかない、
 私が先に長男の可能性を閉じてしまうわけにはいかない、
 と思っての毎日でした。

遊歩道の鯉のぼりに元気をもらう

 担任は、出席を数えてくれて、この授業の単位が残りこのくらい、
 とまめに教えてくれる。
 ありがたいけど、それにまた追い詰められる。

 出勤した夫から「無理でも何でもいいから学校に連れていって」とLINEが来る。
 ベッドからおりない、反応しない長男を前に、私は今日は連れていけない、
 と分かっているのに、「今日は無理です」と返事するも、
「引きずり下ろしてでも連れていけ」と言われ、
 泣きながら、長男を2階のロフトベッドから
 1階のリビングまで引きずり下ろした時の辛さは、
 忘れられない。

 担任に「今日は連れて行けないです。」と連絡した時の
「大丈夫です」との返事には気が抜けた。

 

 本当に高2、高3の担任には助けられました。
 高2の社会科選択で、もう期限過ぎてる希望科目の変更をしたいと長男が言った時、
 担任「何で今言うの!?」と言ったものの、「それで学校に来やすくなるなら」と、
 県にかけあって変更してくれました。

 休みの連絡をする度、連絡フォームに「連絡いただきたいです」と入力する度、
 学校で確認してすぐ電話をくれました。
 長男が学校に行けず、大学受験の調査書を受け取れない時、
 私の職場まで届けてくれました。

 日記にも書きましたが、共通テストの日、
 試験会場前で受験生たちを出迎えてくれました。

 本当に、アウェーの中で味方に会ったような、
 暗闇の中で、明かりを見つけたような、
 本当にほっとしたんです。

 長男以上に、私の方が支えられていた気がします。

 面談の度に「お母さまもお体に気をつけて」と
 気遣っていただきました。
 1月なんか、先生たち1日も休みなくて、
 土日に面談してたくらいなのにね。

 

 それから児童相談の相談員さんたち。

 いつもいつも、私と長男がそれぞれ別室で一対一で話せるように、
 しっかり時間と場所確保して、毎回聞いて欲しいことを
 聞いてもらってました。

 長男には、私以外に頼れる大人を自分で見つけて欲しい、
 と思っていたので、相談員さんが直接長男とやり取りしてくれて、
 本当にありがたかった。

 病院よりも、学校よりも、
 一番相談しやすかった、話をしやすかったのかもしれないな、
 とも思います。

(配信:2026.5.7 ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

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