骨は語る@東大博物館

さて、子ども図書館を後に、東大までてくてく歩く。
　表札に池ノ端と書いてあったりして、夏目漱石の世界ね。

　で、目指す東大博物館。
　前回日曜で閉館だったので、土曜日に出直しましたわ。

　以前、新聞で見つけた企画展「骨は語る」。

　東大保管の人骨、しかもいろんな痕跡のある人骨を見られるようなので、夫を誘ってみたわけですよ。

「そんなの仕事でいっぱい見てるから」

「私見てないんですけど、ずるくない？じゃー一緒に行って解説して下さいよ」

　と相成りました。

　で、東大。
　よしよし、今日は開いとる。開館。

　子ども図書館に引き続き、入館無料なのがこれまた嬉しい。

　海辺で重労働の多い集落の人たちの骨は太めとか、骨折したのが曲がってくっついた骨とか、魔除けとして抜歯したのとか、歯を削ったのとか。

　いろんな頭蓋骨と対面して、この人はどんな人だったんだろうと思う。

　私が小学生くらいの時に、自分は何なんだろう、骨だけになった時に私が誰か分かるんだろうかと不安になり、それが考古学をやりたいと思うきっかけの一つになったことを思い出します。

（配信：2024.2.1 ちぃな）　　To be continued⇒