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第464話「正倉院模造品展@明治神宮」



by ちぃな ちぃな
背景素材:ふわふわ。り
MP3"散歩道" TAM Music Factory
Site arranged by 葉羽

 

 

 

 

 

 

 

 正倉院模造品展@明治神宮

ちぃな最近我ながら博物館ばっかり行ってますね。

 日記のネタもミュージアムばっかりで、書いてる本人もやや食傷気味ではありますが、どこへ行って何を見て何を思ったのか忘れるので忘備録です。

 今回は明治神宮ミュージアムの正倉院展です。
 と言っても全て模造品です。

 一人だったら気になりつつも行かないかもしれませんが、夫も気になってると言うので。模造品だからか?入館料は最近にしてはやや安めの1500円。

 まずは腹ごしらえです。
 カキフライ幸せですねえ。
 暖かいほうじ茶も嬉しい。

 

 さて、ミュージアムは隈研吾の事務所設計のようです。
 静謐で窓が大きく空間が広い。
 さらに、あまり人気がないのか?認知度が低いのか?
 人が少なくゆったり見られました。

 明治天皇ゆかりの物も展示されており、明治天皇が乗った馬車とか、使ってたデスクとか。徳川の葵の御紋もかっこええと思いますが、天皇家の菊の御紋はまた別格ですね。

 大変不敬ながら、ウケたのが明治天皇が使用した鉛筆。
 ただの鉛筆がガラスケースにちんまりと納められておりました。

 さて、一番の注目は
「螺鈿紫檀五弦琵琶」らでんしたんごげんのびわ
 読み仮名ないと読めん。

 模造品作成中のムービーを見ながら、ここはこうやってんのか、これはこうなってんのか、といちいち衝撃を受ける。

 鼈甲に熱を加えて丁度いいカーブを作るのとか、
 夜行貝を削って形にはめ込んで螺鈿細工を作るのとか。
 これ材料自体希少なのに、失敗しないの?
 削りすぎたとか、途中で割れたとか、うまくはめ込めないとか隙間が空いたとかなんないの? といちいち驚愕。

 奈良時代と同じ技術を継承してる人がいるってことに、とても感動する。
 奈良時代なんてたかだか1500年前ですよ。
 縄文時代の1万年に比べたらよっぽど最近よ。
 ですが、その間に何代も人が代替わりし時代も価値観も変わる中で、技術が失われることなく誰かが受け継いでいることを目の当たりにして思わずうるっと。

 当時の輝きを見られるってとても嬉しいし、とても素晴らしいと思う。
 もちろん失われたものも再現できないものもありますが。

 後日談。

 天皇皇后両陛下が見に行ったとニュースになっていました。
 ここにも感動。

 

 

 次男がスキー合宿のお土産に買ってくれた新潟こしひかりチーズケーキをお供にパンフレットを見直す。

 全部英文なんだけど(汗)

(配信:2024.2.8 ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

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