世の中には変わったホテルもあるようで・・。
コーヒーブレイク84「ワイルドな暮らし」では、ホントにワイルドなこんなホテルをご紹介しましたし・・・
その86「ポータレッジ」では、こんなロマンチックなハンギング・テントをご紹介しました。
う~ん、隣のテントが気になるぅ~♪
しかあしっ!!
ホテルはこれだけじゃない。まだまだ超ゴージャスなホテルや奇想天外な宿泊施設があるはず! ・・・ということで、ゴージャスと言えば、やはり大都会の夜景でしょうか。
「大都会」で「夜景」と言えば、まず思いつくのが香港でございましょう。
そう、こんな感じ・・・ ♪
そうそう・・Yasukoが居るシドニーのオペラハウス近くにあるシャングリラ・ホテルも絶品。
ホテルの窓から見下ろすシドニー湾。ほら、オペラハウスもすぐそこに。
だけど、やっぱり“異国情緒”という向きにはモルディヴの超高級リゾート「フヴァフェンフシ・スパ・リゾート」なんかいかがでしょう?
水上コテージがパープルの宵闇に染まれば、そこはもうアナタ、あなたたち二人の夢の世界!
←(何で「二人」って決まってるんだ・・。)
だけど、いろんなお客さんがいるホテルじゃなく、ホントに二人っきりでノンビリ過ごしたいという方にオススメなのはスイス。
ホラ、この水上バンガローホテル「HOTEL PALAFITTE」
周りは同じパープルでも、ここはあなた達だけ!邪魔者なし!
同じ邪魔者なし~なら、もっと大自然の中がお好みなアナタにはココ。ケニア南部、ナイロビから南へ約180km。(すごい田舎!)
そこにあるグルマン大断崖の南端部、大地溝帯を見下ろす丘に「リトル・シャンポール」がございます。
このホテルではテントハウスの部屋をご提供。
でも、周囲はマサイ族や野生動物がワンサカということですので、くれぐれもお命だけは大切に。
で、大自然とゴージャスが一緒くたになった処をお探しのアナタ。そんな場所があるんかい!とお疑いでしょうが、あるんです。ほら、ここに。
場所はイタリアのアマルフィ海岸。ベルモンドホテル・カルーソでございます。
ここは、11世紀の貴族の宮殿を改装したホテルで、ごらんのようなインフィニティ・プールで泳げば、遥か彼方の眼下に地中海が広がるという絶景の地なのです。
ちなみに、このプールの端っこはどうなっているか? ・・という事で恐る恐る覗いてみると、この下は絶壁になっているのです。
高所恐怖症の向きは、あまりプールの端っこまで行かない事をお勧めいたします。危ないです。
コラ! 危ねーって言ってんだろー! やめろー!! (ハアハア)
さて、この辺りからが本題。何せ、ここまでのホテルは“ファンタスティック”というほどじゃないですからね。
まずは、スウェーデン北部キーナ郊外にあるアイスホテル。夏の間だけ(冬ではない)利用できる施設。
ここを流れるトネル川の水を利用して、アーティストがオブジェや装飾品を凍らせて作るホテルだそうです。
65室中16室が海外アーティストの作品部屋で、日本人のアーティストも参加しているとのこと。フロントはこんな感じ。↓
気になる個室ですが、ベッドの上にトナカイの皮が敷かれ、その上にある寒冷地用の寝袋で眠ります。
ホテルにはサウナもあって、ここで温まってからベッドに入れば安眠できる・・・ってか、そうでもしなくちゃとても寝れない気もしますけど。
ホテルからはオーロラも臨めるという事で、そういったシチュエーション込みで一度は行ってみたいホテルですね。(多分「一度」でいい。)
次は、ドバイで計画が進行中の「水中ホテル」。
21の客室はすべて海底にあり、昼は太陽光に照らされた海の世界を、夜はライトアップされた臨場感たっぷりの海の世界を大きな窓から眺めることが可能。
この想像図のように、窓の外には魚やサンゴ礁、タツノオトシゴやヒトデなど、息をのむような光景を見ることができるのです。
しかもこのホテル・・上下移動が可能で、海面上から大海原を眺めることもできるのです。
うわぁ・・まるでエンタープライズ号みたい。
この円盤状の区画が、それぞれ独自に浮き沈みできるというのですから凄い。ドバイって、人類の最先端建築物の実験場みたいになってますね。
でも、この水中ホテルは建設途上じゃん・・と思ったそこのアナタ。そんなアナタのために、今すぐにでも宿泊可能な水中ホテルをご紹介。
それも同じドバイ・・・のアトランティス・ホテル。
ん!? 確かに高級ホテルっぽいけど、全然「水中」じゃないじゃん・・とお思いでしょう?
ハイ、この水中ホテルは水中じゃありません。
ところがっ!!!
実は、このアトランティス・ホテルの最上階には一泊254万円のスイートルーム群がありまして、写真のディナー・レストランを含めた区画全体が巨大水槽で囲まれているのです。
見てください、この水槽の奥行き。おタメごかしではありません。魚たちが悠々と泳いでいますよね。(凄い!)
さて、今回のメイン・エベント。
現在プロジェクト進行中で、2016年にオープン予定のホテルですが、施主はロシアの企業Orbit Technologies、その場所は何と高度約350kmの宇宙空間!
その名も「Commercial Space Station」。←(ホテルらしくない)
定員は7名で客室は4部屋。もちろん、宇宙船をコントロールする宇宙飛行士(でいいのかな?)も乗り組みます。
国際宇宙ステーションや通常の宇宙船と違い、シャワールームも完備。食事もチューブ型ではなく、電子レンジで温めて食べられるタイプ(ただしアルコールは厳禁)。覗き窓からは地球が見渡せます。
その室内(船内)はこんなふう。
いやぁ、宇宙船だわ、こりゃあ・・。
地球からの連絡は、ロシアの宇宙船ソユーズに乗って二日かかる行程となるそうで、結構高い場所に建設されるのかも。
さて、気になるお値段ですが、ソユーズによる交通費と5日間の滞在費を含めて、ずばり7600万円!(税別?)
うむむむむ・・。
生きているうちに宇宙に行ってみたいと思ったけど・・・ダメじゃん!!
《配信:2015.2.16》
葉羽 「飯坂温泉」くらいで我慢しとくか・・。 |