ネタも溜まっているのでサクサクと更新。
最初に見ていただきたいのはこの写真。
どわ~!
高いところが大の苦手な僕ですけれど、“怖いもの見たさ”で、ついついこういう写真を集めてしまうのです。
これは「ガストン・レビュファ」というフランスの登山ガイドブックに載っているというロッククライマーの写真。
このロッククライマーという人種、こんなところまで平気で登ってしまうのですから恐れ入ります。
(※写真下:絶壁をよじ登る英国のクライマー、ジョン・ロバーツ氏)
クライマーが山をよじ登るのは、そこに岩山があるから。
でも、岩が無くてもよじ登ってしまったのが次の写真。
おいおい、それって氷じゃないの?(だいじょぶ?)
この氷柱は何と滝が凍ったもの。高い上に冷たい。いやはや、何ともスケール破りの冒険野郎でございます。
ところで、こういうロッククライマー達は岩の途中でどうやって休息を取るのでありましょうか?
途中で吹雪のようなアクシデントに見舞われたり、そもそも一日で登り切れない壁に挑戦することもあるはず…というのが今回のテーマ。
そんなクライマーたちの休息風景が次の写真。
(※写真下:ヨセミテ公園の崖で休息するアレックス・ホノルド氏)
なぁるほど~!
…って、そんな都合よく腰掛ける場所が無かったらどうするのか。
そういう時は、これ。
ん? 吊り下げベッド!?
そうなのです、岩に引っ掛けて吊り下げる休息具を使う。
これをポータレッジというのであります。
もちろん、休むだけでなく寝ることもできる。
次は、集団でテント型のポータレッジ。(↓)
(※それにしても凄い荷物だ…)
こうなると、既にロッククライミングが好きなのかポータレッジのために登るのか分かりません。
彼らは、ポータレッジのために、こんな荷物をぶら下げて登るのですから。
次の写真は二人用。
親しい仲のお二人なんでしょうか。それとも、これから親しくなろうとしているのか。
かの映画「スピード」のワイルドキャットの姐ちゃんも「異常な状況の中で生まれた愛は長続きしない」とのたまっていましたので、前途を祈るばかりでございます。
そんなに親しくない仲の場合には、このような二段ベッド型も。
次の人は歯を磨いている…一晩寝て起きたところでしょうか。
(それにしても、よく熟睡できるもんだ。)
きっと、寝相がいい人ばかりなんでしょう。
ゴソゴソゴソ…。
アレはこの辺だったかな?
うぉいっ! 身を乗り出し過ぎっ!!
傾いてるぞ!
せえ~のっ!
やめれー! 無茶すんなー!
(ハアハアハア…)
と、ここまで危険な目に合いたくないけれど、ポータレッジはしてみたいというアナタに朗報!
(誰だ、アナタって?)
ドイツのHigh Ropes Forestは、樹上からのハンギング・テントでポータレッジさせてくれる名所なのです。
(※右の背景画像も)⇒
ほ~ら、こんなにロマンチック。
でもって、そんなに高くない。(多分…だけど)
一泊250ユーロ(約3.2万円くらい)で2~4人が泊まれるそうです。
とどめにもう一発。
変わり種ポータレッジ…ってか、ポータレッジ宴会。
やっぱダメだ。
コイツらには、もう付いていけない…。
《配信:2014.8.19》
葉羽 アメリカの『Izismaile』の投稿サイト等から。 |