久々の更新でございます。
英国王室ウィリアム王子の妃となったケイト・ミドルトン嬢は、学生時代にモデルとなってチャリティ・ショーなどに出演。
それを間近でみたウィリアム王子が、一目ぼれしたというのは周知の事実でございます。
ではいったいどんなドレスを着て出演したのか、というのがコレ。(左から二番目↓)
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英国王室ケイト妃 (左から二番目がモデルとしての出演時) |
あらららら…。
コレを最前列で見たウィリアム王子との関係は急速に接近。そして紆余曲折あるもゴールイン。
わかります。よぉ~くわかります。ご同慶の至りでございます。
ということで、今回のテーマは“シースルー”。
でも、別に、女性の薄着を追いかけるわけではありませんので、期待した方は残念でした。
最初に見ていただくのが、シースルーはシースルーでも『光学迷彩』。
そう、OO7シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」に登場した、“背景が透ける車”でございます。
もちろん、映画ではCG処理された映像でございますが、どうしてこんなことができるのか。
映画に登場した博士の説明では、「車の外装すべてにレンズがついていて反対側の風景を表示する」などと言っておりました。
ふむふむ…そんなことができるのか。まあ、映画の中の話だからね。
~などと考えておりましたら、ベンツ社が実際にそれを作ってしまいました。
論より証拠のこの写真。
をわ~凄いですね。どこに車があるか分かりますか?
これは、車の片側にLEDディスプレイを張り詰めて、反対側に設置したカメラの画像をリアルタイムで投影しているとのこと。
このF-CELLモデルは燃料電池車でして、排出するのは水のみ。
ゼロ・エミッション構想を具現化するためにつくられたということで、『環境にとっても見えない自動車』であることをアピールしたCM映像でございます。(ほぅ…なるほどね)
上は夕暮れのシーンですが、これが夜間ともなりますと…
見えないっ!!
(危険なんじゃないのか。コレは!?)
で、大手メーカーにこういうことをされますと、「私にだってできるわよ」と主張するのが、イギリスの美術大学に通うサレ・ワトソンさん。
さっそく中古の車を購入して自ら改造。
できあがった成果が下の写真でございます。
エクセレントー!!
実はコレ、車にペンキを塗って背景が透けて見えたように迷彩したもので、制作期間3週間の力作でございます。
道路を歩いてきた人が、車の存在に気付かずぶつかる事故が多発といいますから、相当なものですね。
(駐車違反するときにはいいかも…(爆))
“背景と同じに色を塗る”…そうか、その手があったかということで、『それじゃあ人間でやれば透明人間だ』と考えた人もおります。
どんな具合になったかというと…
まるで亡霊のようでございます。
で、さらに完成度が高いと思われるのが次。
僕は、しばらくどこに人がいるのか分かりませんでした。
(何秒で発見できるかな…?)
これは凄い!!
これらの擬似透明アートを制作したのは、中国山東省に住むLiu Bolinさん。
一つの作品に10時間ほどかかるということで、この完成度を見れば、さもありなん。
しかし、もっと凄いのは、この迷彩された人間が“彼自身”であること。
背景を見ながら他人に色を塗るならまだしも、完成形をイメージしながら着色していくというのは、さすがアーティストと言わざるを得ません。
そんな彼が、あえて一部『塗り残し』をしたのが次の作品。
天安門に飾られた毛沢東の顔が別人になってしまいました!
(ダイジョブなのか、コレ? 当局にタイホされちゃうんじゃないのか。 あはははは!)
そして今度は、『そんなこと、俺なら10時間もかけないで5分でできるぞ』と挑戦したのが、下の青年。
なるほど、パソコンでやれば、あっという間に完成いたしますね。
コレに対し、『まだまだヒネリが足りない!』という人も現れました。
モデルにしたのが彼の彼女。(多分)
ををををを~
そうか、こういう手があったか。
しかし、撮影現場に立ち会いたかったと考えるのは僕だけでしょうか。←(貴方だけです)
こうしてみると、現代の情報機器を使えば、たいていのことはできてしまうのですね。
しかも、5分もあれば。
しかあしっ!!!
『キミたちは、まだまだ甘い。そんなこと1分もかからないぞ』というのが以下の二枚でございます。
なるほど、こういう手があったか。
《配信:2012.6.1》
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