フクシマといえば放射能…まったく嫌な連想ワードになってしまったものです。
世田谷の高放射線の原因は一人暮らしのおばあさんが、寝室の床下収納ボックスに入れていたラジウムが原因だったそうで。
このラジウム、年間30ミリシーベルトといいますから、震災後、国が計画的避難区域の基準とした20ミリシーベルトを上回っている!
でも、ここに引っ越してきて50年間、直近で浴び続けた現在92歳のおばあさんは、いたって健康体なそうな。
累計被爆量が1500ミリシーベルトなのに!?
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世田谷ラジウム事件 |
かの中部大学武田教授も……
「あくまで目安です。健康被害を受けない人もいるということなんです。」と、珍しく煮え切らない解説。
でも、どうして床下にラジウム?
ウランが崩壊してできるラジウム、それがまた崩壊してできるラドンというのは、実は、通常の環境放射線の50%以上を占めていると申します。
ま、世の中にふんだんに存在するというワケですね。
地中にもふんだんに存在するので、このラジウムやラドンというのは地下水に溶け込んでいる。
それが噴出したのが、ラジウム温泉やラドン温泉…効能は高血圧や通風に効ありとされています。
うーむぅ…放射能って健康にいいの?
少なくとも、ラジウム温泉の「効能書き」が厚労省から規制されているという話は寡聞にして聞きません。
かのおばあちゃんも、そういう効果を期待して安置したのでありましょうか。
おばあちゃんは現在、介護老人保健施設に入所しているのですが、特に病気ということはなく、10年ほど前に亡くなった旦那さんも、白血病やがんなど、放射能由来ではなく老衰。
一緒に暮らしていた2男1女もいたって健康。
きっと、高血圧でも通風でもないのでありましょう。
うーむぅ…。
この件に関し、武田教授は…
「ま、外部被曝のみをしていたと考えられます。」と。
そっか、体内に取り込まなければ影響は少ないのか!(ほっ)
ん、待てよ?
んんんーーー???
僕は温泉のラジウム卵が大好物。
バンバン食べてるよ~!
《配信:2011.10.24》
葉羽 これって内部被爆!? |