それは会津若松のラーメン屋「麻衣系らーめん沙羅家」に行った時のこと…。
「どーもー」
「いつもありがとうございまーす!」
「えっと、今日は何にしよーか…あっ、そだ!」
「何にしますか?」
「アレがいいよホラ…冷やしラーメン!」
「冷やし…ひえひえラーメンですか?」
「“ひえひえ”って“冷やしラーメン”じゃなく“冷たいラーメン”だよね?」
「……………??」
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ひえひえラーメン
(in 沙羅家) |
「ハイ・・・ラーメンを冷たくしたヤツ」
「じゃなくて“冷やしラーメン”だってば。去年一回食べたよ、ココで」
「冷やし…ひえひえじゃなくて?」
「たしか『一年中やってる』って書いてあったような…」
「一年中やってますよ…ひえひえラーメン」
「あーん、もぅ!!フツーどこでもやってるでしょ“冷やしラーメン”?」
「ウチは…無いんですよねー、すみません」
「あれー?そっかぁ…勘違いかなぁ。じゃいいや、いつもの塩ワンタン麺で」
「はーい!塩ワンタン、いっちょう!!」
(おっかしいなぁ…)「あ!!」
「どうしました!?」
「それだよソレ! そのお客さん食べてるヤツ。あったじゃないの!!」
「ああ、コレね!」
「冷やしラーメン、あったじゃない?」
「いえ、コレは“冷やし中華”です」
「ええー!!」
「…というワケなんだよ、フンちゃん」
「副館長、前はいつも「南京」に行ってたのでは?」
「最近はもっぱら沙羅家が多いね」
「そんなに美味しいんですか?」
「それもあるけど鬼平犯科帳さ。マンガが全巻あるんだよ」
「もしかして南京にはマンガが無いから?」
「うん、マンガの切れ目が縁の切れ目」
「ええー!!」
最近のお昼は「鬼平犯科帳」にドップリハマっているものですから、主人公の鬼平…火付盗賊改方の長官である長谷川平蔵宣以(のぶため)の大ファンになりました。
ということで、同じmixiネームを持つ長谷川平蔵・宣以さんに「是非に」とお願いしてマイミクになってもらったのは、そんな理由があったのでございます。あはははは!
《配信:2010.11.8》
葉羽 そんなワケで、会津で“冷やしラーメン”という言葉は通じませんのでご注意を! |