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 その32 白いテラスのレモネード
「モーニングコーヒー」Benchi time

 僕も欲しい…。

 

 さて、次の言葉で表される商品…いったい何でしょうか?

 ◆ 白いテラスのレモネード

 ◆ アフロディーテの微笑

 ◆ ひまわり娘

 ◆ デンマークの菜の花畑

 ◆ 大文字の送り火 etc…

 きりがないので、このへんにいたしますが、実はコレ、すべて同じ商品に付けられたバックナンバー。

 しかも、「黄色」シリーズに付けられた商品のごく一部です。

白いテラスのレモネード

(500色の色えんぴつ)

 「何故、黄色にシリーズだけでそんなにある?」といぶかる貴方。

 そう、そこの貴方。

 答えは「様々な色があることこそ商品特性だから」です。

 その商品とは、スバリ「色鉛筆」。

 かつて話題になったフェリシモの「500色の色鉛筆」です。

木苺のゼリー

(500色の色えんぴつ)

 この商品が誕生したのは1992年。

 コロンブスの新大陸発見からちょうど500周年。

 まさにそのアニバーサリー・イヤーを記念して、自然や地球の多様性に想いを馳せた500色の商品が作られました。

クレオパトラの真珠

(500色の色えんぴつ)

 で、その発想もさることながら、僕が感心したのがネーミング。

 確かに、同系統の色だけで数十色もあるのですから、「朱色」や「橙」では足りないはず。

 だけど「黄色系一号、二号…」などという、味も素っ気もない名前をつけることも出来たでしょう。

 でも、あえてそうしなかった…。

午後のアップルティー

(500色の色えんぴつ)

 ◆ 雨に香る銀木犀

 ◆ 台風一過の夕焼け空

 ◆ 浜辺で拾った桜貝

 ◆ 黄昏のスフィンクス

 ◆ サンタフェのテラコッタ

 …そう、このネーミングにはストーリーがある。

 名前を言うだけで、なにがしかの“想い”が脳裏をよぎる。

 そこがGreat!

ハレー彗星の伝説

(500色の色えんぴつ)

 そして、その売り方がまた心憎い。

 500色が一度に届くのではなく、毎月25本づつ、それが20ヶ月。

 いわゆる“毎月のお楽しみ”

 1ヶ月分25本セットで1800円。

 それが20ヶ月、〆めて36000円。

 高いのか、安いのか、う~むぅ……。

カナダのスモークサーモン

(500色の色えんぴつ)

 ただし、迷っているヒマはない。

 何故なら期間限定の販売。

 今月、同じフィリシモ社から500色のクレヨンが限定発売された。

 この色鉛筆は、それに合わせて復刻されたもの。

 確かに、500色の顔料を揃えておくのも限界があるだろう。

 はてさて、どうしたものか。

朝もやに霞むしだれ柳

(500色の色えんぴつ)

 と考えて、利用者の声などを眺めてみる。

 「インテリア」として飾っておくのもステキ。

 娘の進級祝いのサプライズ・プレゼントに。

 おーなるほどなぁ!

 たしかに、そのアイディアは秀逸。

アルパカのセーター

(500色の色えんぴつ)

 さてどうする?

 孫のヒビキ…待てよ、ヒビキはまだ1歳半。

 どう考えても、この価値が分かるには早すぎる。

 やはり、モノの価値が分かるようになってからだな。

 それまで最低で5~6年。

 …待てよ、それまでこのキャンペーンはやってるのか?

 う~むぅ……。

 フォリシモのサイトから、500色のスクリーン・セーバーが無料ダウンロードできます。

 こちらも、「使っているうちにだんだんと色が追加されてくる」というスグレモノ。

 僕も早速ダウンロードして設定しました。

 ステキです。

 (上の画像は全て、このスクリーン・セーバーのハードコピーです。)

 ※LINK フェリシモ「500色の色えんぴつ」サイトへ >>

500色の色えんぴつ

(フェリシモ)

 これだけ宣伝したんだから、もしかするとフィリシモ社がワンセットくらい送って来るかもしれない。

 うん、そうだ。そうに決まった!

 ねえ、フェリシモさん…?

 《配信:2010.8.23》

葉羽葉羽 まだ届かないか…。あはははは!

 

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