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 その181 世界の都市空撮

「モーニングコーヒー」Benchi time

 世界の「都市」を上空から眺めてみると。

  まず最初はコチラの写真。

 をを~ コレこそまさに「神の視点」! この街は、ノルウェーのレイネブリンゲン。

 フィヨルドの崖上から見下ろせるこの場所は有名なビュースポットで、たくさんの人たちに撮影されています。ホラ、こんなふうに・・

 

 だけど「見下ろす」だけではもったいない。

 街中から撮影すると、こんなふう。

 

 エンジ色に統一された家々は、まるで「おとぎの国」のよう。

 え?どこかで見た風景?

 そう、この街は丸山芳子さんの『ノルウェイ~制作の日々~』の背景画像に用いた場所なのです。

 『ノルウェイ~制作の日々~』

 ということで、今回は世界の「都市」を空撮で見て行きましょう。

 都市空撮で外すことができないのがスペインのバルセロナ。

 他のコーナーでも何度か採り上げていますが、碁盤の目のような計画都市、そして中央にそびえるサグラダファミリアの威容。

 ガウディ没後100年の2026年の完成が目指されているので、期待が高まります。

  サグラダファミリア主塔の天井

 もう一つ外せないのが、エジプトのギザ。一般的なイメージとしてはこんな感じ・・

  ギザの三大ピラミッド

 しかし、その「真の姿」は上空から見ないと分かりません。

 都市密集地域!!

 すぐ近くまで「都市化」の波に呑み込まれています。そして、ピラミッドの大きさが意外と違うのも、こうして見ないと分かりません。

 お次は『JUNの海外駐在員便り』から引用のニューヨーク摩天楼街。

 『JUNの海外駐在員便り』より

 このマンハッタン島の中央に位置するセントラルパークの大きさが良く理解できる写真がコチラ・・。

 摩天楼がまるで芥子粒のよう!

 この大緑地帯を残した都市計画に、改めて敬服する思いです。

 さてお次は、ドイツのネルトリンゲン。

 中世の「城塞国家」のイメージを彷彿とさせますね。

 そしてコチラは、スイスのベルン。

 はい、スイスは「山」だけではないのです。

 ネルトリンゲンは「城塞」で囲いましたが、ベルンは「河川」という天然の要害を用いました。日本でも、こうした自然河川を「外堀」とした城が数多くあります。

 今度は、Yasukoもまめしばもカリスマ彰も訪れている「水の都」ヴェネツィア。

 はい、コチラが『オーストラリア通信』からヴェネツィア旅行中のYasukoとまめしば。

 『イタリア北部滞在旅行編』より

 そして、ヴェネツィアの大きく蛇行する運河の形状が良く分かる写真がコチラ。

 でも、「北のヴェネツィア」と呼ばれるオランダのアムステルダムの空撮は、あまり紹介されていないのではないでしょうか。

 コチラがその「アムステルダム」・・

 運河と橋で形作られた見事な計画都市。

 そして、運河に浮かべた「ハウスボート」での水上生活も有名です。

  アムステルダムのハウスボート

 次は、僕がワシントンDCに出張した際に、上空から驚きの景色を見せてくれたシカゴ。

 何に驚いたかというと、この「森に覆われた街区」です。

 こんなに緑豊かな街だとは思いませんでした。

 

 まさに「森にしずむ都市」・・当時の佐藤栄佐久知事が首都機能移転の都市開発のヒントを得たのはまさにコレではなかったかと思い巡らせました。

 そして、中国最大の都市「東洋の魔都」上海。

 ここは何が凄いって、空港が至近距離にあり、この摩天楼の「隙間」を縫ってジャンボ機が離着陸するところ。

 

 特に曇りの日、次の写真を見れば、どれだけデンジャラスか分かるでしょう。

 

 ビルが空に突き出てる!

 さて、今回のラストは・・どこにしようかな?

 やっぱりコレか・・メキシコシティ。

 究極の「無計画都市」。(失礼!)

 これを「カオス」と呼ばずして何と呼びましょう?(笑)

 ええい、もう一つオマケにアフリカ最南端の街ケープタウン。

 よい子はマネしちゃだめだぞ(笑)

 《配信:2025.12.14》

葉羽背景画像はドバイの「パーム・ジュメイラ」です。

 

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