グラマラス+キャンピングで「グランピング」。

まず最初はコチラの写真から・・
これは、山梨県のグランピング・サイトの一つ「PICA Fujiyama」。超・豪華ですね。富士山の眺望も楽しめるとのこと。
カリスマ彰が「ファッションの達人!」で『屋上グランピングが日本上陸』を書いたのは2016年の5月。ほぼ10年前の事。
その後、「屋上グランピグ」なるものが増加しているのか分かりませんが、本家の「グランピング」は日本中でブームとなり、各地にサイトが林立する状況になっています。
KEIKOKU GLAMPING TENT(西多摩)
そもそもグランピングとは何ぞや?
高級なキャンプの雰囲気を味わえる施設で、「グラマラス(glamorous)」と「キャンピング(camping)」を組み合わせた造語とのこと。
魔女の休日(長崎県)
自分で設営して煮炊きをする「キャンプ」とは違い、野外に最初から出来上がっている空調・バス・トイレ付きの施設でコース料理も提供される施設。
原型はモンゴルの移動式住居「ゲル」とされ、イギリスで発展。現在は、概念が広がって野外に設置されたキャビン、コテージ、トレーラー、ドームテントなども含まれる。
でもやはり、グランピングと言えばドームテントのイメージですね。何せ発祥がモンゴルの「ゲル」ですから。
モンゴルの「ゲル」(移動式住居)
で、千葉県にある「シーサイドテラス千葉鴨川」はこんなふう・・
内装・・というか、室内設備も豪華で広々としたインテリア空間。
シーサイドテラス千葉鴨川
長野県にある「GLAMPROOK 飯綱高原」はコチラ・・
少し形が違うことにお気づきでしょうか?
ここは、ドームを二つ繋げた「ツイン・ドーム」型が特徴・・つまり前室付きで「二間」あるんですね。
GLAMPROOK 飯綱高原
中には少し変わったものも。
これは、東京都のはずれ西多摩郡にあるTHEATER1(シアターワン)。その名のとおり「泊まれる映画館」がテーマのプライベートシアター&グランピングテント。
シアター内には100インチの大画面ホームスクリーン・4Kプロジェクター・高品質なサウンドシステムが。
そしてコチラが栃木県の「TOWAピュアコテージ」。
なんと「透明」! 360度の眺望を思うがまま満喫。
しかあしっ!! 夜は恥かしいだろうって? ・・大丈夫。よくご覧ください。

ちゃんと「目隠し」用のカーテンを引けるようになっています。
さあて、世界にはどんなグランピング施設ができているのか?
まずは、僕がバリ島に行った時にも見かけた「サンギリ」と呼ばれるグランピング施設。
中でも世界遺産ジャティルイの森にある施設がコチラ・・
ジャングルの中!?
ご安心ください。すぐ近くにホテルの母屋が控えています(笑)
そして「ドーム型」ではありませんが、意外な場所にあるグランピング施設・・
はい、「木の上」にあるツリーハウス。こちらは、アメリカのアトランタ州にあるもの。
森の獣のことなど考えますと、この方が安心できそう。ま、「熊」とか出ればダメでしょうけれど(笑)
そして、屋外サウナ付きのグランピング施設。
これは国内のものですが、もともとは北欧で一般的になったもの。
北欧のサウナ付グランピングサイト
森のオゾンを満喫できそうですね。
こういうタイプでは、長崎にある露天風呂付グランピングもいいかも。
露天風呂付き!
・・かと思うと、砂漠にもあったりする。
こちらは、モロッコにある有名ホテル「ラ・マムーニア」のグランピング施設。
マラケシュの町から1時間ほどアガフェイ砂漠を進んだ場所にある。
食事は本館からケータリングされるため、一流シェフの味が楽しめます。

さて、気になるお値段ですが、海外の場合はピンキリ・・いや「ピン」ばかり(一人10万円以上)ですが、国内ですと一人2万円程度が割と多いです。
まあ、旅館やホテルに泊まるのと同じなので、経営主体や本館ホテルのグレードによりますね。
季節も良くなってきました。今年のシーズンにどうでしょう?
《配信:2025.4.7》

ケイ子に「このうちのどっかに行きたいね」と言ったら、「虫が居そうな場所はダメ」とニベもない返事でした(泣)
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