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 その145 エア・ウォーク
「モーニングコーヒー」Benchi time

 色々な形の空中散歩(エア・ウォーク)。

 最初にコチラの画像をご覧ください。

 

 ここは超絶危険で絶叫必至というノルウェーのトロルトゥンガ(トロルの舌)。

 ノルウェー西武の氷河地形の中にある、今にも折れそうな一枚岩の先端はデンジャラス上等という観光客の聖地ともなっている。

 で、これを人工的に作り出したのが中国。北京市の石林峡景勝地に造られたガラス床の展望橋。

 中空に突き出した32.8メートルの展望橋は、米グランドキャニオン国立公園にある同様な展望橋「スカイウォーク」よりさらに11.4メートル長い。歩行可能な部分の面積は434平方メートルと、現時点で世界最大の展望橋だ。

 しかしナンですね・・中国と言えば三年前、吉林省の琵岩山で地上100メートルにあるガラス橋が崩落して大騒ぎになったり、その前2016年にも世界最長とうたった湖南省のガラス橋が開業二週間で閉鎖されたり建築物の「安全性」には?マークが付くお国柄。

 そうそう・・湖南省の二週間閉鎖橋はこんな状態でした。

 

 うん、これは落ちるわ。絶対、ガラスの上で飛び跳ねる奴居るし。

 命あっての物種。やはり安全に空中散歩を楽しむのはドローンに限るということで、次からはドローンの空撮写真。

 まずはコレ・・

 をををを~ シュールな風景。

 これは「トロルの舌」と同じノルウェーの漁村ヘニングスヴァールに造られたサッカー場を上空から撮った写真。こういうアングルで見せられると不思議な気持ちになりませんか。

 お次はコレ・・

 カラフルな車たちが整然と並んでいますが、写真家のジョーダン・ハモンドが中国成都に滞在中、ドローン撮影した大通りの交差点。

 よほど大きな交差点なのか、右左折の待機レーンがたくさんあることに驚かせられます。本人も後から見てビックリしたそうです。

 さて、お次は・・何でしょう?

 こちらはフランスで開催された国際ヨガ・デーのイベントで撮影されたもの。

 この人たち、パーソナル・スペースを並べて一斉にヨガをやってるんですね。これだけ集まると迫力ありますね~

 "人が集まると迫力ある"シリーズの二枚目がコチラ・・

 一瞬、北朝鮮かと思いましたが、中国は河南省の沁陽市で太極拳をしている人々を撮った写真。絵的にも美しいですね。

 次も人が集まっているのですが、いったい何を??

 ぅわ~~!!!!?

 これも中国での写真で、山東省済南市で大勢の施術師が一斉にフェイシャル・マッサージをしているところだそう。

 もう既に、壁紙の繰り返し模様にしか見えないのですが。

 次はイギリスで撮影された謎画像・・

 ここは1997年のケンジントン宮殿の外苑。

 そう・・この年の8月31日に客死したダイアナ妃を弔うために、群衆が花束を持って集まった場面です。惜しい人を亡くしました・・。

 次は、めったにお目にかかれない画像・・

 ここはボーイング社の駐機場。何故、こんなに密集しているのか?

 2019年3月10日、157人が死亡したエチオピア航空302便の墜落事故を受け、ボーイング社の同型旅客機が運航停止命令を受け、整備済の機材が納入されないまま保管されている姿です。

 

 同型機は、五か月前にもインドネシアで墜落事故を起こしており、厳しい措置となったもの。自動操縦システムに欠陥があったことが判明しています。

 口直しに、農業系の空撮写真を何枚か・・

 ワイオミング州の農地の空撮写真。

 トラクターの走行跡が美しい。(意図したワケではないのに・・)

 次は、アムステルダムの花畑・・

 チューリップ畑・・なんでしょうか?

 そして、日本とは様相が異なる中国の水田・・

 まるで、ステンドグラスの模様のようです。

 どうしてこんな様々な色になるのでしょうね?

 せっかくスカイ・ウォークなんてタイトルを付けたので、それに相応しい「空中散歩」写真はこちら・・

 これは「日本三奇橋」に数えられる徳島県三好市の吊り橋『祖谷のかずら橋』。(下はかなりの峡谷)

 古来の材料シラクチカズラを用いて造られており、三年ごとに架け替えられているそうです。うん・・揺れる。絶対揺れると思う。

 ちなみに三好市では「毎晩19時以降にはライトアップも行われ、美しい星空のもとで幻想的な風景を堪能できますよ♪」とうたっているが、この上から星空なんて見上げられないですから!怖くて!!

 吊り橋が出たところで、コロラド州にある世界最高の高さにある歩行橋ロイヤルゴージ・ブリッジ。(※現在は中国に抜かれた。)

 アーカンソー川から291メートルの高さに架けられた幅5.5メートルの歩行橋で、鉄骨構造の上には1,292枚の木製甲板が敷かれている。(木なんだ!?)

 この歩行橋の一帯はパークとなっており、2013年の山火事で一度焼け、再建されたもの。

 下から見上げると、こんなふう・・

 

 えええ~ こんなの歩ける!? ・・いや絶対ムリ!!

 ちなみに怖くて歩けない人のために、橋の横に空中トラム(ロープウェイのような乗り物)があるそう。(そっちも怖いわ!!)

 さて今回のラスト・・は、散歩ではなくお仕事でスカイ・ウォークしている人達の話。

 それがコチラ・・

 ひえええええ~!!!!

 ・・これは中国貴州省の天空用水路「高流天渠」を維持補修するために見廻っている作業員たち。

 

 いやぁ、いくらお金を積まれてもこういう仕事だけはゴメンです。

 絶対、年に何人か死んでるよね。

 《配信:2024.5.27》

葉羽 高い所から撮影した写真を集めてみました。

 

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