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「windblue」 by MIDIBOX


ちょっと前のことになるが、知人が快気祝い(三叉神経痛手術)をしてくれると言うので、友人の住まいが近く、私がまだ行ったことのない豊洲の寿司屋を指定させていただいた。

 全快というわけではなく、右顔面のチクチクしたい痛みは以前の2割ぐらいになった。それにゴシゴシ強く洗顔すると未だに電気的痛みが軽く走りはする。まあ、手術はやって良かったかなとは思うが。

 さて豊洲の2大人気店である「寿司大」、「大和寿司」は朝の6時頃から大行列があるという。「晶」、「やまざき」などの人気店も満員御礼。いろいろ見て回って、水産仲卸売場棟3階の「寿し処 勢(せい)」で昼飯ということにした。

 

 食べログ3.37。まあ平均店かな。ちなみに「寿司大」、「大和寿司」は食べログ3.65。「寿し処   勢」は8席のカウンターとテーブル席10席ぐらいの店だが、月曜日だというのに外人を含め客は入れ替わり立ち替わり入って来る。

 サッポロ赤星で乾杯の後、日本酒は常温で「菊姫」。私は、「正月・旅行を除き朝酒、昼酒は厳禁」が生活信条の第1鉄則だが、もちろん例外はある(笑)。ましてや今回は快気祝いをしていただいているのである。

 刺身と鮎の甘露煮が肴。さすがに鮮度がいい。スーパーの刺身を食べ慣れている舌には堪えられない。

 これで4000円ぐらいだったかな。甘露煮は1000円ぐらいだったか。値段もいい。

 握りが「千花」という盛り合わせ。6000円ぐらいだったか。酢飯はそんなに主張はない。

 握りの大きさはやや小ぶり。わさびは混ぜわさびだが、そんなに効いていない。

 一番旨かったのはマグロの煮たやつ。これは400円だったかな。トロを煮たのだろう、柔らかく口の中でとろけた。

 

「菊姫」の常温をお代わり。すっかりイイ心持ちになった。

 この後、豊洲市場を見学。2018年の築地から移転してもう7年にもなるんだなあ。有楽町線の豊洲駅で降りて、ゆりかもめに乗り換えて2駅目。やっぱりちょっと遠いかな。

 値段も銀座あたりに比べれば安いが、それでも「豊洲価格」ではある。そのあたりをどう評価するかだな。

 ともあれ、やっと豊洲市場を見学できた。しかし、昼酒は効くなあ。さらに豊洲市場を歩き回って疲れ、久しぶりに電車を乗り越した(笑)。

(2025.12.5「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

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