銀座ランチ日記⑨「プレミアムレストラン 東京 金のダイニング 鮪金(つなきん)」。
銀座で昼のランチをやっている店は少ないが、「GINZA SIX」の裏手にあるこの店は穴場ではないか。東洋ライスビルの1Fにある。
東洋ライスというのは和歌山市に本社がある精米機や米を販売している企業だという。
こういう企業が銀座で寿司屋をやってみたいと思うのは当然のなりゆきだろう。ちなみに玄米の寿司が食べられるそうである(一体誰が食べるんだ?)。
今回のランチでは、10貫と巻き物&みそ汁がついた1.5人前1750円を食べた。若干握りが大ぶりで十分に満腹になる。
ビックリするほどシャリが旨いわけではない。ネタもまあ回転寿司よりは間違いなく美味しい程度であろう。店の内装がなかなかシャレている。
この10貫と巻き物&みそ汁の1.5人前の他に、6貫と巻き物&みそ汁の1人前1350円があるが、これは少食の女性向けであろう。
私は今回カウンターで1.5人前を食べたが、握っている70代と60代と思しき2人の職人がなかなかのテダレだという雰囲気を漂わせていたのが印象的だった。
採点(満点5.0点で3.5点が合格点)は3.9点。
ザギンのランチで2000円以下のまともなシースーというのは貴重なのだ。困るのはビールが飲みたくなることだが(笑)。
(2023.9.8「岸波通信」配信 by
三浦彰 &葉羽)
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