昨夜(4月16日日曜日23時20分)NHKBSのプレミアムシアターでヴェローナ野外オペラ2022年「カルメン 」を鑑賞。
何気なく見ていたが、カルメン役はエリーナ・ガランチャ 。
へえ、ガランチャほどの有名歌手がアレーナ・ヴェローナ野外劇場みたいなところで大声張り上げるもんなのかなと思いつつ、ガランチャもカルメン やるにはちょっと歳とりすぎたかもなどと思う。
今でも繰り返し放映される名演の誉れ高いMETの「カルメン 」は2010年収録。ガランチャ34歳。ホセ役はアラーニャ。
ガランチャは昨年のヴェローナ公演時は44歳。プロフィールにはラトビア出身で171cm65キロとあるが、ちょっとムッチリでスタイルはイマイチなのだ。
御御足を曝け出すサービスもしているが失礼ながら足が短い。それはともかくかなりツッパリ&下品なカルメン で画面に釘付けだ。低音の地声の凄味が怖いくらいだ。
その辺のビール1本に水割り2杯飲んでカラオケ3曲歌って勘定すると10000と書いた手書きの小さい紙が出てくる場末のスナックのママみたいな感じ(笑)。
伍長のドン・ホセ
闘牛士のエスカミーリョ
結局深夜2時20分まで3時間見てしまった。次の日は7時起きして出掛けなきゃいけないのに。
まあ10000円の勘定書きは出ないからいいけどね(笑)。
ガランチャは昨年来日してソロリサイタルを開いて大好評だったが、残念ながら行けなかった。
このポスターがガランチャの本当の美しいお顔?
指揮をしたマルコ・アルミリアート
あ、ヘラヘラ笑いながら両手を上げて指揮台まで走って登場する指揮者のマルコ・アルミリアート(56歳)がなかなかしっかりした指揮ぶりなのには驚いた。さすがに職人オペラ指揮者だ。
兄はテノール歌手のファビオ・アルミリアート。
(※下は「アレーナ・ディ・ヴェローナ」)↓