◆1月 ビゼー作曲「カルメン」
カルメンを演じたのはロシア出身のメゾソプラノのエレーナ・マクシモワ。(※右の背景画像)⇒
昨年4月はマスネのオペラ「ウェルテル」でウェルテルから求愛されるも拒絶する貞淑な妻シャルロットを演じていたのだが、これ同じ歌手なのというぐらいメイクも演技も一変。
凄味がありすぎるカルメンだった。女って怖いですなあ。
◆2月 プッチーニ作曲「蝶々夫人」
蝶々夫人は超難役だ。日本人のソプラノだと声量が足りなかったり低い声が出なかったりで大変。
そこで不自然は承知で外人歌手を起用する。しかし日本の歌劇場なら日本人の、それも美人の蝶々夫人を見てみたいもの。
今回、新国立劇場としては10年ぶりに日本人の蝶々さん(安藤赴美子)が登場。安藤は頑張ったが、メダルには手が届かなかったという感じ。