こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
議事堂爆破テロにより、一晩にしてアメリカ大統領となった男。
これはNetflixで提供されているキーファー・サザーランド主演『サバイバー: 宿命の大統領』のキャッチコピー。
NetflixはWBC視聴のため、一か月間の期間限定で契約しましたが、侍ジャパンの敗戦で早々に目的が失われたので、加入しているうちにできるだけNetflixコンテンツを観まくっています。
そうした中で感じたNetflixの特徴と長所、お勧めしたいシリーズなどについて書いてみたいと思います。

まず、Netflixのラインナップで気づいたのは、単品映画より「シリーズ作品」が多いという事。
このため、良作を一つ見つけると次々に続編を観たくなり、数シーズンの長大なコンテンツにどっぷりとハマることになります。
冒頭に例を挙げた『サバイバー: 宿命の大統領』の場合、シーズン1 (2016年 - 2017年)が21作、シーズン2 (2017年 - 2018年)が22作、シーズン3 (2019年)が10作、合計53本、各エピソードは概ね45分。
Netflix
当然、マメに見続ければ、これだけで契約期間が終わってしまうので「飛ばし飛ばし」で最後まで到達しました。
次に、Netflixオリジナル作品は十分な製作費が投じられ、豪華な俳優陣と優秀な脚本作家が集められ、クオリティが高い事。
一方、Amazonプライムのオリジナル作品では「脚本」の弱さが目に付くことがあり、そのため「途中打ち切り」となるシリーズが少なくありません。
例を挙げると、シリーズの冒頭で大興奮したスパイ・アクション『CITADEL』は後半で失速し、主人公を替えた第二・第三シリーズでより迷走した印象です。
『CITADEL』Amazonプライム
その他、日本アニメの実写版(『ONE PIECE』、『City Hunter』等々)が多い事、韓国コンテンツが多い事、ハートフル・コメディよりはアクション・サスペンス・SF・戦記の方に力を入れている事もあります。
なお、料金等を比較すると、Amaプラは年間契約で5900円(月当たり492円)と安価で、Amazon購入商品の配送無料・音楽配信特典などの付加サービスがあり、国内契約者数が約1,460万人でシェア一位。
対するNetflixは、最も安価な「広告付き」で月額790円、4K画質で同時視聴4台まで可能なプレミアムプランが月額1980円で、国内契約者数は約600万人とのこと。
Netflix
要は、Netflixの方がクオリティが高いが値段も高い、Amaプラは色々な特典付きでリーズナブルだが、オリジナル作品のクオリティは劣る・・という事でしょうか。
では次に、僕が「流し見」してハマったシリーズについてご紹介しましょう。
◆『サバイバー: 宿命の大統領』キーファー・サザーランド主演(3シーズン)
宿命に逆らうな!
運命を替えろ!!
連邦議会議事堂での爆破テロにより、大統領を含めた閣僚のほとんどが死亡。
図らずも「指定生存者(Designated Survivor)」として生き残った住宅都市開発長官のトム・カークマンが、突如アメリカ合衆国大統領に就任し、国家の危機と陰謀に立ち向かう。
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この「宿命の大統領」を演じるのが、『24 -TWENTY FOUR-』でジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランド。
大統領や閣僚、上下議会議員、司法省幹部らの殆どが犠牲になった準・無政府状態の中、本人が望まないのに臨時大統領にならなければならなかった男に、次々と襲い掛かる内外の難題。毎回がクライマックス。

キーファー・サザーランドは、ジャック・バウアーとはまた違った実直で気弱なところもあるキャラクターを演じて新鮮。
国際テロリズムとの闘い、政府内の権力闘争、家庭の重要問題などが重層的に同時進行して、実際の「政権運営」とはさもあらんとリアリズムを感じさせる秀作。

第三シリーズの最終作では、内部の裏切者の存在も示唆され、続編制作も匂わせたが結果、打ち切りに。どうせならハッピーエンドにして欲し待った(笑)
◆『イクサガミ』岡田准一プロデューサー&主演(第2シーズン制作中)
Last Samurai Standing
今村翔吾による日本の小説シリーズ『イクサガミ(天・地・人・神)』を原作とし、明治時代を舞台に侍たちが繰り広げるデスゲーム「蠱毒」を描くエンターテインメント時代劇。
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明治新政府が動き出した明治11年、深夜の京都・天龍寺に莫大な賞金を得る機会を与えられた腕に覚えのある292名の旧武士・ならず者たちが参集し、奇妙な遊び「蟲毒」のルールを告げられる。
それは、各自に配られた木札を奪って殺し合い、最終目的地東京までたどり着いた者にだけ賞金を与えると言うもの。
『イクサガミ』
生活に困窮し妻の病を直すための薬を手に入れるため、戊辰戦争にも参加した元剣客嵯峨愁二郎(岡田准一)は参加を決意するが、殺し合いルールがスタートしたところで、年若い少女の剣客香月双葉が襲われているのを見て助け、彼女の命を守るために同行することになる。
デスゲームは現在流行しているテーマだが、それを時代劇に持ってきた意外性がある。「いったい、誰が、何のため」という謎が背景にあり、明治新政府内の陰謀が見え隠れ。
監視者槐(エンジュ/二宮和也)
また「蟲毒」参加者も猛者揃いで、朧流を継承する剣豪岡部幻刀斎(阿部寛)や嵯峨愁二郎に因縁を持ち付け狙う貫地谷無骨(伊藤英明)、花山院家の秘伝継承者菊臣右京(玉木宏)、更には「蟲毒」を監視する謎の男・槐(エンジュ/二宮和也)のグループも絡み、展開予測不能。
炎の中の殺陣シーンなどはもの凄い迫力で、登場人物の鬼気迫る演技は圧巻。
貫地谷無骨(伊藤英明)
第一シーズンのラストでは、蟲毒の主催でありクーデターを企む男が正体を現し、明治政府の大久保利通を暗殺する。現在、第二シーズンが制作中。
◆『ロスト・イン・スペース』(3シーズン) ※現在視聴中
見たこともない宇宙。SOSは届かない。
1960年代のSFドラマ『宇宙家族ロビンソン』をベースにしたSFアドベンチャー作品で、2018年からのNetflixドラマ版リブート作品。
地球が存続の危機に瀕した未来、新天地を目指して宇宙船で旅立ったロビンソン一家が未知の惑星に不時着し、生き残りをかけて奮闘する物語。
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宇宙旅行に関する知見などはアップデートされ、非常に映像美に優れた作品です。
昭和の『宇宙家族ロビンソン』の内容はうっすらとしか記憶にないが、究極の状況の中で家族愛が試されるストーリーであったろうと思う。
『宇宙家族ロビンソン』
今回のリブート作品では、別の星系への集団移住船が謎のロボット部隊に襲撃され、未知の惑星にバラバラに不時着する場面から始まる。
ロビンソン一家のリーダーは母親で、二人の娘、末子の男子と行動を共にしており、長く行方知れずだった父親がこれに合流する。
母船から逃げ出した人物の中には密航した女犯罪者やたまたま立ち寄った宇宙商人もおり、彼らもロビンソン一家と合流し、様々な波風を立てる。

また、『宇宙家族ロビンソン』では、家族の一員だったロボット「フライデー」が登場していたが、今回の作品では、襲撃者のロボットが末子のウィルに救われて「善良ロボット」(名前「彼」)にリブートする扱いになっている。
この「彼」の存在もまた移住者メンバーとの不協和音の元になっている。
『ロスト・イン・スペース』は、まだ第一シーズンを見終わったばかりだが、とにかく未知の宇宙の造形が素晴らしく、驚きと感動をもって見続けている。
第二・第三シリーズが楽しみ♪ (契約解除まで間に合うのか!?)
/// end of the “cinemaアラカルト518「Netflix視聴中!」”///

(追伸)
岸波
とりあえず3シリーズを紹介しましたが、既にほかのシリーズもコンプしています。
例えば、山﨑賢人・土屋太鳳がW主演した『今際の国のアリス』。
『今際の国のアリス』
こちらは原作の漫画版を途中まではKindleで読んでいたのですが、Netflixでは第三シリーズまで実写化されて完結。
主人公たちが突然、人間の消えた東京都内に転送され、負ければ死ぬという過酷なゲームに挑まされる典型的デスゲーム。
この「今際の国」が何故存在するのかまで科学的説明が施されており、ファンタジーに終わらせないところが秀逸。
見終わるまで三日三晩かかりました。帯状疱疹で寝たきりでも、僕はタダでは起きないのです(笑)
さて問題は、契約期限となる今月末で予定通りNetflixを解約できるかどうか。
年金生活者にダブルのサブスクは厳しいし、調達品の無料配送特典は捨てがたいので、やはりAmaプラに一本化しようと思っています。
自分の意志の強さを信じて。 ←(コレが一番あぶない:笑)
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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