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「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2026.1.31】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 殺しの達人 vs 挑戦者

 これは1996年日本公開のスタローン&バンデラスがW主演『暗殺者』のキャッチコピー。

 今週の当番は、カリスマ彰氏です。

暗殺者

(C)1995ワーナー・ブラザース映画

 タイトルで分かる通り、どうしようもない「スカ映画」だったようです。

 さて、どんなふうに「スカ」なのか?(笑)

 

 

◆『暗殺者』(1995年 リチャード・ドナー監督 2時間13分)

 世界一危険な男、が決まる瞬間。

カリスマ彰 新年最初の「スカ」(この言葉「死語」?)映画は「暗殺者(ASSASSINS)」(1995年 リチャード・ドナー監督 2時間13分)だった。

 こういうスナイパー映画って大好きで無条件で録画して見てしまうが、これは「スカ」だった。

暗殺者

(C)1995ワーナー・ブラザース映画

 シルベスター・スタローンってやっぱりロッキーとランボーだけの男優だなあ。クールなスナイパー役なんて無理無理。とにかくスーツ姿が似合わないのだ。

 ボクサーパンツかタンクトップ(というよりランニングだな笑)&バンダナしか似合わない男なのだ。

  アントニオ・バンデラス

 加えてこのアントニオ・バンデラスっていうのが、「何やっても俺は死なない」という大馬鹿野郎で不気味を通り越してウザい。

 この2人は場外ホームラン級のミスキャスト。よく見たら脚本は兄弟で性転換手術をして「女」になったウォシャウスキー姉妹。

 この映画で注目されて、「マトリックス」の脚本&監督で大ブレイクしたのだが、この映画のストーリーはかなり滅茶苦茶。

  ウォシャウスキー姉妹

 意外な結末を狙い過ぎて、そこから逆算した不自然さが目立つ。「マトリックス」もシリーズ第1作でサジを投げたが、なんか同じような感じを受ける。

  あらすじは以下の通り(映画.COMによる。ネタバレはしていないのでご安心下さい。ネタバレ関係ない駄作ですが)

◆『暗殺者』(1995年)のあらすじ(映画.COMより引用)

 超一流の暗殺者、ロバート・ラス(シルヴェスター・スタローン)は引退を考えている。正体不明の雇い主《ザ・コントラクター》から電子メールで富豪ブランチの暗殺の指令を受け取った彼はこれが最後の仕事と引き受ける。だが一瞬早く、謎の若い男がブランチを射殺し、警察に逮捕された。

 

 男は連行中に逃亡するが、タクシー運転手を装って網を張ったラスは彼を拾う。その男ミゲル・ベイン(アントニオ・バンデラス)は、彼を殺し屋ナンバー1の座から引きずり下ろそうと野心満々で、ラスの過去を研究し尽くしていた。

 雇い主から次なる指令が届いた。それはヘロインの調合方式を掴んで売り渡そうとする正体不明のハッカーと、それを買おうとするバイヤーを殺害し、方式を収めたディスクを奪うことだった。ハッカーの正体は電子機器を駆使する《監視》のプロ、エレクトラ(ジュリアン・ムーア)という若い女だった。バイヤーから連絡を受けた彼女はホテルの一室にチェックインし、別室の彼らとコンタクトを取ろうとする。

 

 ところがここでまたベインが先手を打って出た。別室のバイヤー、実は偽装した国際警察の捜査官たちを抹殺した彼は、エレクトラに接近するが、不審な動きを察知した彼女は部屋を脱出。ベインはディスクを求めてたどり着いた彼女のアパートで住民を虐殺したが、ラスはエレクトラを連れて脱出した。

 2人は協力してディスクを組織に買い取るよう取り引きし、ラスはプエルト・リコの銀行口座に金を振り込むよう指定した。振り込みの当日、ベインは銀行の向かいのホテル跡の廃墟で待機していた。それは、ラスがかつて同じ場所で、相棒を暗殺した時の再現だった。銀行の中から出てきたラスにベインが銃の照準を合わせた......。

 大失敗作で大ミスキャスト作品ながら、1.5倍速にして結局最後まで見てしまったのだが、一にも二にもハッカーのエレクトラ役で登場したジュリアン・ムーアがなかなか魅力的だったからだ。

  ジュリアン・ムーア

 ジュリアン・ムーアっていう女優は、メリル・ストリープに似ているということで重宝されたんじゃないかと私は常々思っている。ストリープがまずやらないような難しい役や汚れ役を演じている(演じさせられている)ような気がしてならない。

 ストリープに比べて凄い存在感があるのだ。ある意味でかなり危ない女優なのだ。今回も言ってみれば酷い役柄である。

 

 スタントウーマンがホントにやっているの?もしかして本人がやっているんじゃないかと心配になってしまうようなアクション(床が抜けて下の階に落下する)がかなりあるのだ。スタローンなんていう大根役者の相手をする女優じゃないんだがなあ。

 とにかく1.5倍速とは言え、こんな映画を最後まで見た自分を褒めてあげたい。

 

/// end of the “cinemaアラカルト511「新年最初のスカ映画「暗殺者」」”///

 

(追伸)

岸波

 そうだね、スタローンは「無口な役」なら何とかなるが、いざ台詞を喋らせると「大根」バレバレになるものね。

 だから、「ロッキー」や「ランボー」のキャラははまり役だったわけだ。他の難しい役柄に挑戦しては大コケを繰り返し、1995年~2005年頃の10年間は鳴かず飛ばず。

 結局、『ロッキー・ザ・ファイナル』とか『ランボー/最後の戦場』に復帰して人気を持ち直したけれど。

 はまり役の映画は悪くないと思うけれど、役者としての評価は難しいところだよね。

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

暗殺者

(C)1995ワーナー・ブラザース映画

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト512” coming soon!

 

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