こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

　それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法

　主人公のジゼル姫は9年ぶりのディズニープリンセスで、実写版で登場するお姫様としては初めてのディズニープリンセス・・・なのだそうです。

　ディズニー映画に登場するプリンセスとしては、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫（眠れる森の美女）などが有名ですが、米公式サイトによれば今回のジゼル姫以前に8名が認定されているとのこと。

　ちなみに、9年前というのは「ファ・ムーラン」のムーラン姫だというのですが、これは見ていないのでよく分かりません。（残念）

魔法にかけられて (C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

　今回の「魔法にかけられて」は、現代のニューヨークに迷い込んだアニメの世界のお姫様（ジゼル姫）が巻き起こすドタバタ劇が、アニメと実写で描き分けられています。

←（魔法の国がアニメで、現代ニューヨークが実写です。）

　そして、主人公のジゼル姫は、現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での”永遠の愛”との違いに戸惑いながらも、自分自身の愛を追い求めるのです。

　さて、その内容ですが・・・ドミニク、よろしくお願いします。

　

ドミニク　こんにちは～「夢見る懸賞生活」のドミニクです。

　私は、すでに、「懸賞」の魔法がかかっているわけですが（笑）

　いつでも、夢見ているので、私にピッタリの映画でした。

　ホント大人も子供も楽しめました。

　家族3人、すっかり魔法にかかってきました。

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　主人公のジゼルは、永遠の愛を信じ、真実のキスを夢見る女の子。

　魔法の王国アンダレーシアに暮らす心優しい娘。

　出会ってすぐ、王子さま（エドワード）と恋に落ち、デュエットをしてすぐ結婚の約束。

　夢にまで見た王子さまとの結婚式当日、彼女は魔女の姿に扮した（ナリッサ女王＝エドワードの義理の母）に騙され、覘いてごらんといわれ覘くと、背中を魔女に押されて、おとぎの国とは正反対の街、ニューヨークに追放されてしまいます。

　おとぎの国のシーンは、アニメですが、ニューヨークにくると全部実写という使い分けも良かったです。

　そして、ニューヨークのマンホールとおとぎの国が繋がっているという設定も面白いです。

　ナリッサ女王は、ジゼルと王子が結婚して、国を奪われたくなかった。

　・・・その一心でした。

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　一方、ニューヨークにやってきたジゼルは、見た目は金髪の美女に変わったものの、優雅でマイペースなキャラは、大都会では浮きまくり。

　親切にされたかと思いきや、おじいさんに冠を奪われたり、ほんとヒヤヒヤものです。

　お城に行けなければと、お城の看板に向かって開けてくださいとバシバシ叩きます（笑）

　そこへタクシーで偶然通りかかった、離婚弁護士・ロバートとその娘・モーガン。

　翌日、ナンシー（ロバートの婚約者）がくることに娘のモーガンは乗り気ではなく、窓を見ていたら、お姫様がいる！！！と。

　夢や魔法が大好きだから、きっと夢をみていると思ったら、

　「！！！（ホントだ）」

　成り行きで、とりあえず、ジゼルのお家がわからなかったので、一晩泊めてあげます。

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　ですが、その翌日、ジゼルは、お得意のミュージカルで動物を集め、汚かったロバートの部屋を動物と一緒に片付けます。

　朝起きてきて、モーガンが「大変だよ～～～！お父さん！部屋が…」

　どぶねずみもやってきて掃除を手伝ったくらいにして・・・。

　そして、あれ、カーテンが洋服の型に切り取られている！みたいな。

　ジゼルが動物と一緒に洋服を作って、カーテンの模様の洋服を着ていたりします（笑）

　そして、綺麗になったお風呂で、シャワーを浴びていると、ロバートの婚約者のナンシーが現れ、

「モーガンを学校に連れて行ってあげるわ～?」と家に入ったら・・・

「なぁに？」と、金髪美女のジゼルがバスタオルを１枚巻いた姿で現れ、鉢合わせ。

「浮気？？？私のことは、娘の教育上よくないから泊めないくせに、他に女が居たから家に泊めなかったのね！」

　～と、ナンシーは、めちゃくちゃ怒って帰ってしまいます。

　現実では考えられないような、おかしなディズニーの世界に終止笑いが止まりませんでした。

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　そして、ロバートは離婚弁護士。

　世の中の夫婦を別れさせてナンボの仕事に着いているのですが、ジゼルの辞書には、離婚はない。

　愛し合って結婚したら、一生添い遂げる。

　会社の受付の女性に「もうっ！どんな交通手段でもお家に帰してあげてくれ！」と頼みます。

　でも、アンダレーシアは地図に載ってない。当然帰れません。

　どうにもならなくて、いるところに離婚するカップル（相談中）がやってきて・・・

「愛し合って結婚したのに、どうして？彼女とても、キュートよ！なんで？」とジゼル。

　野球カード１枚で、くだらない喧嘩をして離婚を考えていた夫婦に疑問を投げかけます。

　離婚させるのが仕事なので、業務妨害もいいところ。

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　その場は、それで、一度終わって、ロバートとジゼルは、公園を散歩しながら恋の話しを始めます。

　おとぎの国では、結婚したら永遠に幸せに暮らすのに、ニューヨークでは、結婚が長く続くとは限らず、時には離婚することもある。

「違うのね～ルルル・・・♪」お得意のミュージカル風。

　そして、エドワード王子の従者ですが、心はナリッサ女王の虜のナサニエルが、彼女行く手に毒りんごを持って、食べさせようとします。

（手持ちの毒りんごは３個です。）

　最初の一個は、ナサニエルが「毒りんご飴」にしてジゼルに渡すものの、吹っ飛んでいって、自転車で走る男性のヘルメットに着陸。

　ものすごい勢いで、ヘルメットが溶け出します。

　まるで、酸をかぶったかのようです。

　そして、毒りんごを何度もジゼルに食べさせようとトライ。

　そんな中、次第に一人の女性としての感情に目覚めるジゼル。

　ジゼルを追ってきた、ハイテンションな王子。

　テレビを魔法の鏡と勘違いし、ジゼルの居た場所を見つけ、マンション中をピンポンしまくり。

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　ナサニエルが、電話でラジオの恋愛相談のコーナーに電話して、生放送でナリッサ女王との恋を相談しているシーンとか、ドラマで自分の恋愛を重ねるシーンとか、本当にサブキャストも面白かったです。

　ジゼルと王子さまは、なんとか出会ってデートをします。

　舞踏会のシーン。

　ロバートとナンシー、ジゼルとエドワード王子、２組のカップルが参加します。

　踊りに疲れたジゼルにおばあさんが毒りんごを差し出します。

「パクリ・・・」白雪姫のシーン。

　普通なら王子さまのキスで目覚めますが、起きません。

　機転を利かせた王子さまが、ロバートに向けて「おれじゃない！・・・おまえかも？」視線。

「?」

　ジゼルが本当に大好きだったロバートがキス。

　これで、ジゼルは目覚めるのでした。

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　その後、恐ろしい魔女が竜に変身。

　いきなり竜が現れて、ニューヨークは大パニックに。

　ジゼルとロバートがやっつけます。

　おとぎの国のキャラクターは、人間世界で生きれない？

　そんなことありません！

　逆に、エドワード王子は、ロバートの婚約者だった強引なナンシーをおとぎの国に連れて行って結婚。

　ちゃんとナンシーもアニメになっています。

　しかも、結婚式で、人間界の携帯がかかってくるのですが、思いっきり壊しパワフルさを発揮。

　かかあ天下になりそうな予感（笑）

　ロバートとジゼルは結婚して、モーガンと３人で仲良く暮らしましたとさ。

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　ディズニーが大好きな、全ての女性に捧げます。

　パロディーがいくつ見つけられるかな？という間違い探し的な楽しみ方もあります。

　いつまでも夢見る心を忘れないドミニクより。おしまい。

/// end of the “cinemaアラカルト58「魔法にかけられて」”///

　

（追伸）

岸波

　この「魔法にかけられて」の映画は、途中からスクリーンのサイズが変更になります。

　というのは、映画冒頭にある14分間の「魔法の国」のアニメーション・シーンは、従来のディズニー・アニメーションと同じ１．８５：１のスクリーンサイズが踏襲されているからです。

　その後、悪い魔女に騙されて現代のニューヨークにワープして実写になるところで、スクリーン・サイズが２．３５：１に変わるのです。

　ディズニー映画の伝統に敬意を払った演出なのですね。

　しかし、ディズニーはセルアニメーション部門をすでに閉鎖しているため、このセル・アニメーションのシーンのためだけに、かつてディズニーのキャラクターを多数手がけたJames Baxter Animationに製作を委託したということです。

　うーん、こだわりを感じさせるエピソードだなぁ。

 

　では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again !

魔法にかけられて ←映画館内の立て看板。 (C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

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To be continued⇒　　“cinemaアラカルト59”　coming soon!

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