「windblue」 by MIDIBOX


4月7日に緊急事態宣言が出てからの2週間は在宅勤務で外出もせずに、朝食、昼食、夕食は全て家で食べている。夕食時には晩酌する。

 まあ缶ビールか熱燗(このところ花冷えなので)ということになる。

 しかし、さすがにビールや日本酒に飽きて、ワインやウイスキーが欲しくなる。

 ワインはいいが、ウイスキーのような度数の高い蒸留酒はアル中になりやすいと言われるが、気をつけないとと自戒。

 それよりウイスキーあったかな?と家の中を物色しているとまず出て来たのが「シーバス リーガル ミズナラ12年」。

シーバスリーガル ミズナラ12年

 日本向けだそうで、水楢(ドングリの木)の樽で熟成させたウイスキー。なかなかマイルドな味わいで杯が進み過ぎるのが難点。5日ほどで空いてしまった。

 またまた家中を物色すると凄いのが出てきた。「ザ グレンリベット18年」!

ザ グレンリベット18年

 これは「シーバス リーガル ミズナラ12年」の2ランク上という感じだ。本当に旨い。スコッチウイスキーの真髄を思い知らされる。

 アテは切り干し大根、ヒジキ煮、お浸し、おでん、魚の煮付けなど普通の和食のオカズで十分ではあったが、このレベルのウイスキーになると、さらにサラミやチーズが欲しくなる。

「シーバスリーガル ミズナラ12年」も「ザ グレンリベット18年」もペルノ・リカール・ジャパンの取り扱いだが、前者はシーバスリーガル・ゴールドシグネチャーアワード発表会(幻冬舎と共催で優秀経営者を表彰)を取材したときのお土産だったと記憶するが、後者は誰からの頂き物だったかどうしても思い出せなかった。

 それから1週間ほどして、「ザ グレンリベット 18年」も空になりそうな時、ボトルの横になんかサインらしき英字を発見。

 A.J.Winchester とある。酔っ払ってどっかのバーのリザーブボトルを失敬してきたわけではもちろんない(笑)。

 そうか!思い出した。昨年あった「ザ グレンリベット ウィンチェスターコレクション 50年 ヴィンテージ1967」(全世界限定155本 1本700万円)の発表記者会見の時のお土産だったのだ。

 その時マスターディスティラー(最高蒸留責任者)のアラン・ウィンチェスターが来日していたのだった。健忘症が酷いなあ。

アラン・J・ウィンチェスター最高蒸留責任者

 自宅テレワークでもなければ、この美酒をこんなに早く飲むこともなかったと思う。

 1本700万円の50年ものウイスキーに思いを馳せながら、有り難く頂戴致しております。まあ、私にはこの18年もので十分。感謝、感謝。

 イギリスはスコットランドのアイラ島の潮風に吹き曝されたシングルモルトの蒸留所を訪ねるのは長年の私の夢だが、叶うだろうか。

 とにかく晩酌はいいが、「軽くビールぐらい」と昼飯どきに酒を飲まないように肝に銘じている。「昼酒はアル中地獄の一里塚」である。

 もちろん家族旅行中の旅館での朝食ではないのだから、朝酒は厳禁であるのは言うまでもない。

(2020.5.1「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

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