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10連休前に今年前半のラーメンベスト10(実は13杯しか食べてませんが)をまとめておく。食べた順。

1 渋谷 つけ麺安兵衛 つけ麺中(330グラム)780円

 この店には一時通ったが、現在残念ながらあの当時の面影は殆どない。

 64点。

つけ麺安兵衛つけ麺中780円

    

2 ラーメン はやし田 醤油ラーメン800円

 こういう丁寧な作りのラーメンが現在の東京の 主流になっているようだ。

 学芸大学の「ラーメン びき」あたりが嚆矢か。

 パンチはないが食べ飽きない味というか。70点。

ラーメン はやし田醤油ラーメン800円

    

3 銀座「八五(はちごう)」 ラーメン850円(大盛100円)

 今のところ今年のベスト。神田、秋葉原で勢力拡大中の勝本グループ傘下。店主はフレンチのシェフらしい。

 とにかくグッドルッキングラーメン。味も実に整った控え目ながら深い。

 開花楼のストレート細麺があう鶏ガラ主体のスープ。

 そろそろ行列も異常化か。75点。

「八五」 ラーメン850円(大盛100円)

    

4 錦糸町「小町食堂」 中華そば390円

 最近コンサートを聴きにトリフォニーホールによく行く錦糸町。

 その近くに最近食堂を見つけ、マグロ納豆、鯖塩、メンチカツに生ビール、燗酒などとやったシメにこの中華そば。

 太るからやめなさい、でもワカメそばではない。60点。

小町食堂」 中華そば390円

    

5 「新宿大勝軒 まるいち 」つけ麺790円

 教祖山岸一雄亡き後の大勝軒の抗争はどう決着したのだろうか。

 どうでもいいがこういうのワシワシ食らう歳でもないはずだが、食べていると多幸感が溢れてくるのは困ったものだ。

 なお 大勝軒まるいちは、この店から200メートル離れた新宿東南口がある。65点。

「新宿大勝軒 まるいち 」つけ麺790円

    

6 「じゃんからラーメン原宿店」 こぼんじゃん700円

 もうこのシリーズでは出過ぎの熊本マー油。

 とにかくキアヌ・リーヴスも虜にした麻薬的な味わい。75点。

じゃんからラーメン原宿店」 こぼんじゃん700円

    

7 「Shibire Noodle 蠟燭屋」 担々麺1000円

 銀座の洋食屋の名店煉瓦亭の隣の行列店。

 麻婆麺が一番人気だが、売り切れていたので担々麺の辛さ最低。普通の担々麺だ。

 しかし7割が女性客という異様さ。行列を捌くピエール瀧似の店主と奇怪な店名に引かれているのか。63点。

Shibire Noodle 蠟燭屋」 担々麺1000円

    

8 東池袋「志奈そば屋田なか」特製トリュフ煮干しラーメン 1150円

 この店の主人はイタリアン出身。

 基本は動物系ガラのスープを使わずに(金曜日は例外のようだ)、魚介系スープにオリーブオイルやトリュフオイルでアクセントをつけるというコンセプト。

 センスが感じられるラーメンだ。75点。

志奈そば屋田なか」特製トリュフ煮干しラーメン 1150円

    

9 日比谷「松富」醤油ラーメン 700円

 日比谷 数寄屋通りを路地に入ると、「風見」「篝」「松富」とラーメン屋が並ぶ地帯あり。

 ランチ営業と深夜営業に特化した「松富」は担々麺が売りらしいが、醤油ラーメン700円も旨い。

 八分の5は100円引き。ランチでは小盛りライスも付く。68点。

「松富」醤油ラーメン 700円

    

10 五反田 「支那そば はせべ」支那そば700円

 五反田は東五反田の飲み屋街にあるが、深夜2時まで営業して、その手のオネエさんからも支持がアツイ。

 佐野ラーメン風のアッサリしたラーメンだが、最近久しぶりに食べてガッカリ。

 化学調味料を使いすぎて、エグ味が喉に刺さった。

 復活を期待したい。55点。

支那そば はせべ」支那そば700円

 以上。65点以上が合格点です。

                

(2019.4.25「岸波通信」配信 by 葉羽&三浦彰)

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