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第50集は楽翁師匠の終活旅行です。
好山楽翁
ご無沙汰しています。まだ生きています。
「終活」のため、釈迦の誕生地と納骨地を訪ねてネパールに一週間の旅をしてきました。
同時に日本語学校の先生たちと総勢5人で、恵まれていないネパールの小学校に慰問に行ってきました。
その時の写真(10枚)を送ります。
葉羽 ということで、僕がその写真の解説をいたしましょう。
楽翁師匠一行が行かれたのは“釈迦の生誕地”ということですから、1997年にユネスコの世界遺産に登録されたルンビニだと思います。
ルンビニはネパールの中央南部、タライ平原のインドとの国境近くにある小さな村。
元・国連事務総長のウ・タント氏が釈迦の生誕地を聖地公園として整備しようと立案し、1978年に日本の建築家丹下健三がマスタープランを策定して整備が進められたものです。
最初の写真は、聖地公園の入り口付近にあるゲート。↓
ルンビニ聖地公園のゲート
聖地公園の中には世界各国の国名が付いた寺院群が林立(日本寺院もある)していて、特に有名なのが、次のマーヤ・デヴィ寺院。↓
マーヤー・デヴィ寺院
寺院内部には、釈迦生誕の証拠とされるマークストーン(足型)が安置されているのですが、“建物内撮影禁止”となっています。
次が、母親の摩耶(マーヤ)が釈迦を生んだとされる場所にある菩提樹。その前にあるのが産湯を使ったとされるプスカリニ池。スッポンがたくさん泳いでいます。↓
菩提樹
釈迦は生まれるとすぐ七歩歩き、右手で天空を指し左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と発したと言われています。 その菩提樹の根元はこんなふう…。↓
菩提樹の根元
下は、アショーカ王がこの地を巡礼して建立したアショーカ・ピラー(アショーカ王の石柱)。↓
アショーカ・ピラー
アショーカ・ピラーと呼ばれる柱はいくつか現存しており、岸波通信その183「鉄のダンディズム/錆びない鉄」で紹介したデリーの鉄柱もその一つ。
次はルンビニ村の人々でしょうか。↓
村の人々
視察・慰問先の小学校で。↓
小学校の子供たち
子どもたちと記念撮影。↓
記念撮影
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