葉羽 今回は、2005年4月中旬に楽翁師匠が撮影した好山園の春の風景です。
この後、4月29日の緑の日に「山菜を楽しむ会」を執り行った模様は次集で。
しかし、2015年現在、このコンテンツを復旧しながら思うのは、好山園の自然の恵みの何と豊なこと。
好山園山荘は、やがて火災に遭って全焼するのですが、それが復旧して間もなくあの東日本大震災と福島第一原発の爆発が起こり、この豊かな恵みを放射能で汚染したのです。
楽翁師匠の落胆は想像するに余りあります。
僕らが好山園のイベントを断念せざるを得なくなって早、4年。好山園に帰ることができたその日こそ、Fukusimaの復興が成就する日。
その時はまた二人で星でも眺めながら、酒を酌みたいと願っています。
(2015.5.17追記)
葉羽 背景画像は、裏山を登って好山園山荘を見下ろしたもので、春まだ浅き時期。きっと今頃は青々とした若葉に囲まれていることでしょう。
そうそう・・好山園の唯一の欠点は「トイレ」が無い事。「そんなものは全て山の肥料」という楽翁師匠の主義によるものでしたが、イベントをする時、女性たちからは不評でした(当たり前だ)。僕が後年勤務した遺跡調査部では発掘現場用のレンタル・トイレのノウハウもあるので、今なら簡単に設置できたのに・・と考えると残念です(笑)
(2023.7.3追記) |