変なタイトルですが、コレ、7月5日(土)に「福島テルサ」で開催された子ども劇場50周年記念特別例会『こんにゃく座 オペラ公演』なのです。
サオリから「プラチナ・チケットなのよ」ということで観賞券2枚を貰ったので、ケイ子と出かけて行きました。
福島テルサにて
開演は18:30~ということで、まだまだ早いと思いながら「ちょっと会場の様子見に」とテルサに入ったのが17時45分。
しかあしっ!m9っ`Д´)
順番待ちの長蛇の列
まだ開場前にもかかわらず、受付の前には長蛇の列が。慌てて列の最後尾に並んだのでした。
「もしかして凄い人気?」
「明日の二回目公演も含めて満席だってさ」
 ええ~! ヽ(´Д`;≡;´Д`)
ふと階段の「壁」を見ると、福島市内三つの子ども劇場のPRが貼ってある。
「福島西子ども劇場」・・ふむ、コレがサオリの入ってるトコロか。
福島西子ども劇場
18時ちょうどに開場してシアターの中へ入ると、ステージ上には何やら建築の足場みたいな物が組まれている。
『オペラ公演は撮影禁止』とのことだったが、開演前ならいいだろうとパチリ。
演目の『ルドルフとイッパイアッテナ』は、飼い猫のルドルフがウッカリ寝ていたトラックが動き出して、はるか遠くの東京に着いてしまい、この見も知らぬ街で、先輩ノラ猫のイッパイアッテナに導かれながら「ノラ猫道」を習得していく話だ。
この会場が程なく満席に
いっぱしのノラ猫道を極めたかに見えたルドルフだが「望郷の念」断ちがたく、仲間たちの支えで「故郷探し」が始まる。
それが「岐阜」の田舎町ということを突き止め、「岐阜行きのツアーバス」に忍び込んで故郷へ帰る作戦を立てる。
しかし、その前夜、「餞別代りに肉のエサ」を振舞いたいと考えたイッパイアッテナは、宿敵のブルドッグ犬に頭を下げて分けて貰えるよう頼みに行く。
だが、犬の奸計にはまり、イッパイアッテナは瀕死の大怪我を追う。さて、ルドルフは、恩ネコの末後を看取らずにバスへ向かうのか。出発の時刻は刻々と迫る!
・・なんか、cinemaアラカルトの解説みたいになりましたが、ストーリーはこんな感じのスリルとサスペンス。ラストシーンでは不覚にも涙を堪え切れませんでした。
ということで、公演は撮影禁止のため、こんにゃく座のホームページから・・
美しい歌声・・
「どうせ子供向けだろう」と軽く考えていましたが、いざ公演が始まるとたちまち没入。
美しくも悲しい猫たちの愛と感動のストーリーに釘付け。(うっうっ・・)

「素晴らしい公演だったね。でも会場の冷房が効き過ぎ。責任者にクレーム入れとくか?」
「責任者?・・この公演の運営委員長はサオリなんだけど」
 ええ~! ヽ(´Д`;≡;´Д`)(やっぱ、ホメておこう・・)
(ちゃんちゃん!)
(ToT) (ToT) (ToT) (ToT) (ToT)

(追伸)イッパイアッテナという変な名前は、ルドルフが先輩ノラ猫に名前を聞くと「オレの名前? トラ・・ミケ・・シマ・・イッパイアッテナ」と言うのを聞き違えたものです。ノラ猫は、行く先々で別の名で呼ばれるのでした。
<<THE END>>
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