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Secret-150 「謎の納豆」

「LIGHTNESS」
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 え~ 一月ほど前になりますが、意味不明な「お土産」に出合いました。それがコチラ・・

 

 「S-903」と書かれたコレ、実は「納豆」なのであります。

 それにしてもこのネーミング、意表の斜め上を突き過ぎてませんか?・・ということで、今回はコレをゲットしたお話。

 3月初旬、ヤボ用があり福島市役所に出向いた我ら夫婦。市役所の入口にはこんなモノが。

 ハイ、有名な信夫三山暁参りで奉納される「大わらじ」の小型レプリカです。

 ちょうどStoryスナップで「大わらじ」の件を連載していた折でもあり、二人して見入ってしまいました。

 そして「とある届け物」の用を足し、せっかくだからという事で最上階の展望ロビーを兼ねた「職員食堂」へ。

 

 食堂横の見通しのいいガラス壁には、こんなポスターがズラリ・・『ちょうどいい旅、ふくしまステイ。」

 「癒されてもいい」、「食べてもいい」、「遊んでもいい」・・と、どこまでも続き、『東京から90分。都市と田舎のちょうどいい旅先。』。ふむ、ナカナカにセンスのいいPRだ。

 一時の福島県の観光PRが、やたら方言を使う「あざとい」ものばかりだったが、福島市のこの「素直に耳に入って来るフレーズ」、よろしいんじゃないでしょうか。

 そして、食堂に入り、窓際から外を眺めてみる・・

 「三寒四温」などという生易しいものではなく、「厳寒」と「酷暑」が交差する今年の福島の春、この日は「厳寒」のさなかでした。

 ビルの上には雪が積もり、遠く阿武隈山系は靄に霞んで見えません。

 さて、注文が出来上がるのをテーブルで待ちますが、ちょうど昼時であるため食堂は結構な混雑状況。

  市役所の職員食堂

 コレを見て思い出すのは、県庁一階で長く慣れ親しんだ通称「人民食堂」がいつの間にか「廃止」されていたこと。

 味もボリュームも及第点でしかもリーズナブルだった食堂が「コロナ禍」の煽りで客が激減し廃止。特に金曜日の特別メニュー「広東麺」が食べられなくなったのは大ショック。

 でも一方の市役所の食堂がこうして持ちこたえて、職員のニーズに応えているのだから、どうも県のやることは「極端」に過ぎるのではないか・・などと「古巣」ながら苦言を述べたくなるのであります。

 さて、注文の番号の呼び出しがあり、取って参りましたのがコレ・・

  オニギリと塩ラーメン

 ダイエット中のケイ子はゆかりオニギリ、僕はシンプルイズベストの塩ラーメンです。

 だがしかしっ! m9っ`Д´)

 何故かココについて来たのが二人分の新作納豆「S-903」なのであります。

  無料サービス納豆!? 

 ええええ~!ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 なぜにこんなモノが? しかもネーミングが意表を突いている。

 コレについて後から調べましたところ・・

   

 福島市は長いこと「納豆消費量日本一」であったものが最近陥落してしまい、消費挽回を図るため市役所職員食堂のお客さんに「無料配布」してるとのこと。

 また、この納豆はタダの納豆ではなく(只ですが)、タカノフーズが所有する奇跡の納豆菌「S-903」を用い、付属の「タレ」は森永乳業の「シールド乳酸菌」を使った業物(わざもの)であったのです!

 なるほどなぁ・・「S-903」・・「シールド乳酸菌」・・・・よく分かんないけど身体に良さそうだなぁ。

 翌朝、夫婦でありがたく頂戴いたしました。d(´∀`*)

(ちゃんちゃん!)

(ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)

      

(追伸:「すごい納豆S-903」は、「おかめ納豆」の新製品です。)

 

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