前回、同級生のGOTO君のお葬式の事を書いたワケですが、ほぼその一か月前に義兄(ケイ子の御兄さん)のお葬式があったのです。←(葬式ラッシュ!)
一人で暮らしていた長野県で亡くなり、そちらで会社関係の告別式は済んでいるので、福島市では納骨するための親族だけの式をお願いしました。
で、場所は市内上鳥渡の「鳥渡観音寺」。福島市ではもう一つ、岩谷観音を祀る「岩谷観音寺」があるのでこう呼ばれています。当日はこんないい天気♪
喪主となる甥っ子の一家が到着したので、さっそく本堂へ。
当寺は天安2年(858年)開山と伝えられる歴史ある天台宗の寺社なので、看板もこんなに立派です。
実はココ、近年改修したばかりなので、素晴らしい造作がアチコチに。どうです、この新調した天井画の素晴らしいこと!
まさに見目麗しい観音様が天井画に。奉納した檀家さんらの名前が小さく記されています。
歴史あるお寺だけあって、檀家さん方も立派な(←お金持ちの)人たちが多いんだろうな・・と思わせます。
ここのご住職とは、県立博物館の副館長時代に「会津仏教会」の周年イベントをお世話したことがあるので旧知の仲。まだ若いけれど立派なお坊さんです。
で、この日のサプライズ。読経を始める前に何かしら冊子が配られました。
謎の冊子
ここのご住職、なかなかのアイディアマンでもあり、形式的な式を執り行うだけでなく、どうすれば御仏の教えを現代社会に広められるか腐心している方。
この冊子には『観音寺法要次第』とあり、開いてみると進行ステージに合せた『経文』が「ふりがなや」付きで記されている。
ええ~っ! もしかして僕らも唱えるのっ?! ( ̄[] ̄;)
まさにそういう意図で、前振り(?)のお経からメインの般若心経まで、読経に入る前、意味内容まで丁寧に解説してくれる。
『観音寺法要次第』
初めこそビックリしましたが、解説を聞いたので意味がよく分かる。こんなお葬式は初めての経験。いや~ 目からウロコの貴重な経験をさせていただきました。
・・・(閑話休題:葬儀終了後)・・・
「ご住職、この冊子素晴らしいです! こんな貴重な物を頂ける・・」
「それでは冊子を回収します!」
ええ~ そ~なの~?! (T⌓T)!!
世の中、そんなに甘くなかったようで。
(ちゃんちゃん!)
(ToT) (ToT) (ToT) (ToT) (ToT)
実は、この時読んだ般若心経の結びの文句(の「音」)が気に入っちゃいまして、その後一週間ほど、車の運転中などに夫婦して・・
ぎゃーてぃ ぎゃーてぃ はらぎゃーてぃ!
はらそーぎゃーてぃ ぼじそわかっ!(大笑)
と言い合うのが、お決まりのコースになりました。←(どんな夫婦だよ!)
<<THE END>>
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