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Secret-133 「摩訶般若波羅蜜多心経」

「LIGHTNESS」
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 前回、同級生のGOTO君のお葬式の事を書いたワケですが、ほぼその一か月前に義兄(ケイ子の御兄さん)のお葬式があったのです。←(葬式ラッシュ!)

 一人で暮らしていた長野県で亡くなり、そちらで会社関係の告別式は済んでいるので、福島市では納骨するための親族だけの式をお願いしました。

 で、場所は市内上鳥渡の「鳥渡観音寺」。福島市ではもう一つ、岩谷観音を祀る「岩谷観音寺」があるのでこう呼ばれています。当日はこんないい天気♪

 喪主となる甥っ子の一家が到着したので、さっそく本堂へ。

 

 当寺は天安2年(858年)開山と伝えられる歴史ある天台宗の寺社なので、看板もこんなに立派です。

 

 実はココ、近年改修したばかりなので、素晴らしい造作がアチコチに。どうです、この新調した天井画の素晴らしいこと!

 まさに見目麗しい観音様が天井画に。奉納した檀家さんらの名前が小さく記されています。

 歴史あるお寺だけあって、檀家さん方も立派な(←お金持ちの)人たちが多いんだろうな・・と思わせます。

 ここのご住職とは、県立博物館の副館長時代に「会津仏教会」の周年イベントをお世話したことがあるので旧知の仲。まだ若いけれど立派なお坊さんです。

 で、この日のサプライズ。読経を始める前に何かしら冊子が配られました。

  謎の冊子

 ここのご住職、なかなかのアイディアマンでもあり、形式的な式を執り行うだけでなく、どうすれば御仏の教えを現代社会に広められるか腐心している方。

 この冊子には『観音寺法要次第』とあり、開いてみると進行ステージに合せた『経文』が「ふりがなや」付きで記されている。

 ええ~っ! もしかして僕らも唱えるのっ?! ( ̄[] ̄;)

 まさにそういう意図で、前振り(?)のお経からメインの般若心経まで、読経に入る前、意味内容まで丁寧に解説してくれる。

  『観音寺法要次第』

 初めこそビックリしましたが、解説を聞いたので意味がよく分かる。こんなお葬式は初めての経験。いや~ 目からウロコの貴重な経験をさせていただきました。

 ・・・(閑話休題:葬儀終了後)・・・

「ご住職、この冊子素晴らしいです! こんな貴重な物を頂ける・・」

「それでは冊子を回収します!」

ええ~ そ~なの~?! (T⌓T)!!

 世の中、そんなに甘くなかったようで。

(ちゃんちゃん!)

(ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)

      

 実は、この時読んだ般若心経の結びの文句(の「音」)が気に入っちゃいまして、その後一週間ほど、車の運転中などに夫婦して・・

 ぎゃーてぃ ぎゃーてぃ はらぎゃーてぃ!
 はらそーぎゃーてぃ ぼじそわか
っ!(大笑)

 と言い合うのが、お決まりのコースになりました。←(どんな夫婦だよ!)

<<THE END>>

 

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