生まれた場所で (詩:葉羽)
この辺りの景色は すっかり変わってしまったけれど 鼻先を掠める この風の匂いは知っている
あの頃の僕たちは 大森川の冷たい水に手を浸し 銀色に光る 小さな命を追いかけたり
日吉神社の広場に響く 拍子木の音に誘われて 駄菓子を食べながら 紙芝居に興じていた
流れる雲が街の姿を塗り替えても 記憶の風景は今も澄んだまま
守りたかったもの 無くしてしまったもの その全てが今の僕を作ってくれたんだね
PAGE TOP