柴栗の道 (詩:大和伸一&葉羽)
起きて空を見上げれば 抜ける様な青空
落葉と栗に覆われた旧道を 乾いた音で踏み締めながら ゆっくり走る
小さな芝栗で炊くご飯が 一番美味しいと 母が作ってくれた栗ご飯を思い出す
湖水浴で賑わった浜も人影は疎 肌を焼いた陽射しも柔らかい
一雨毎に秋が深まる やはり なんとはなしに寂しい 歳を重ねれば治ると思っていたが 少しも変わらない
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