その260
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  春の嵐 (詩:大和伸一&葉羽)

 冷たい雨が降った翌日
 遅咲きの桜を見に峠へ向かう

 長いトンネルを抜ければ
 そこは雪国
 強い吹雪が行く手を阻む

 やがて雪は雨へと変わり
 冷たい風が吹きつける

 湖畔に出れば
 桜の蕾は膨らみかけ
 牧場周りはまだまだ

 どうやら
 楽しみは少しだけ
 先に伸びたようだ

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “底冷えの夜”
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   Photo by 大和伸一"鉛色の空"

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