秋祭り (詩:大和伸一&葉羽)
ひとしきり降った翌朝は 抜けるような秋晴れ
吾妻山には初冠雪 猪苗代湖には 白鳥が飛来したと聞く
遠くから聞こえる 祭囃子に誘われ行けば 懸命にバチを振るう少年の姿
阿武隈川には気の早い鴨が 静かに羽根を休めている
陽が沈む山裾に 冷たい風が吹き抜け 深まりゆく秋の夕べ
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