その246
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  秋祭り (詩:大和伸一&葉羽)

 ひとしきり降った翌朝は
 抜けるような秋晴れ

 吾妻山には初冠雪
 猪苗代湖には
 白鳥が飛来したと聞く

 遠くから聞こえる
 祭囃子に誘われ行けば
 懸命にバチを振るう少年の姿

 阿武隈川には気の早い鴨が
 静かに羽根を休めている

 陽が沈む山裾に
 冷たい風が吹き抜け
 深まりゆく秋の夕べ

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by TAM Music Factory "細雪舞風”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一「落葉」

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