ロスト・サマー (詩:大和伸一&葉羽)
大荒れになりそうな雲行き それでも心が逸り 白布の食堂で蕎麦を味わい 峠を越えて裏磐梯へ
高原の頂きには 一面に靡く芒の穂 暑い暑いとダレている間に いつしか忍び寄る秋の気配
その週末の115号 厚い黒雲に覆われた 吾妻に向かって 沢山のバイクが走る
自分のように じっとして居られない者が 大勢いるという事か
賑やかだった蝉の声も力なく 嵐の後は きっと秋風・・
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