陽林寺有情 (詩:葉羽)
梅雨晴れに汗をかきつつ 平田の最奥、小田の陽林寺へ
ここは大森城主伊達家の墓所
黄梅の雨に濡れ光る 三千株の紫陽花とアナベル
三十三を数えた末寺も廃れ 往時の栄華を偲ぶのみ
突然の風に 花びらがひとひら 蓮池に身を投げる
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