春風ニ景 (詩:大和伸一&葉羽)
春の陽気に誘われて 雪溶け始めの猪苗代
白鳥は北へと去り 空には柔らかな雲
帰りそびれた鴨達が 水辺にたむろする
気になっていた蕎麦屋で 三立て蕎麦を味わい
気になっていた古道具屋の 淹れたての珈琲で微睡む午後
数日後・・ 仕事を早々に切り上げて 夕陽と競うように花見山
桜はまだこれからだけど 盛りの梅の花越しの 山々に感じる遅い春の訪れ
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