その202
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  春よ来い (詩:大和伸一&葉羽)

 春めいたと思っていたら
 また雪に覆われてしまった

 でも真冬の様な厳しさは無く
 陽射しの中に春の気配

 吾妻の雪兎は
 隠れてしまったけれど
 里の雪は
 みるみる消えて行く

 休日の混雑したカフェで
 疲れ切った仕事後
 他人の淹れた珈琲が飲みたくなり
 何時もの駅舎内のcafeで寛ぐ

 踏切の点滅の向こうには
 明日の天気を予感させる空

 淡いオレンジから
 青色のグラデーションに染まる

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by DOVA-SYNDROME “散り桜”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一「カフェYAMATO」

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