哀 歌 (詩:葉羽)
こんなにも自分の心が 弱いとは思いませんでした
今 貴方の訃報に接し なす術もなく 立ちすくんでいます
無念でなりません 悔しくてなりません
貴方から 学ばねばならぬ事は まだまだ たくさんあったのに・・・
眼を閉じれば 浮んでくる いつも はにかみがちな笑顔
どうして 旅立ちを選んだのですか どうして 生きることを捨てたのですか
ああ・・・ きっと 優しすぎたのですね その心が 溢れてしまうほどに
ああ・・・ 祈る事しかできません せめて 安らかにお眠りなさい